東京富士大学は10月6日から2016年1月19日まで、経営学部イベントプロデュース学科の授業「イベント特講:オリンピック・パラリンピック学」を公開授業として開講する。これは、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」開催が決定したことを機に、国際的なビッグイベントであるオリンピックについての理解を深めることを目的としたもの。冬休みを除く毎週火曜日に開講。受講料無料。事前申込制で、興味のある回のみを受講することも可能。
2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」の招致を応援してきた東京富士大学は、2014年6月23日に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と連携協定を締結した。このたび開講される公開授業はその一環として行われるもの。昨年は「イベント特講:オリンピック学」(全15回)と題して授業を行ったが、今年はパラリンピックを重視した「イベント特講:オリンピック・パラリンピック学」を開講する。
講義では学外からも講師を招請し、経済や社会、メディアなどさまざまな面からオリンピック・パラリンピックについて解説。一つの大きなイベントが国家、国民を動かすという好事例であるオリンピックの歴史や意義を学ぶことで、イベント管理上のメリット、デメリットを理解することを目的としている。詳細は以下の通り。
◆イベント特講:オリンピック・パラリンピック学
【開講日】
9月29日~2016年1月26日(一般対象は10月6日~2016年1月19日)
毎週火曜日2限(10:50~12:20)
【会 場】
東京富士大学 本館1階メディアホール
【受講料】
無料 事前予約受付中
【総合監修】
杉山 茂氏 スポーツ プロデューサー/元NHKスポーツ報道センター長
【授業カリキュラム】
●第1回 9月29日
授業の内容について(学生のみ)
講師:大山利栄 東京富士大学イベント学准教授、小坂善治郎 東京富士大学イベント社会工学研究所所長
●第2回 10月6日
オリンピック・パラリンピック学の意義
講師:杉山 茂 スポーツ プロデューサー
●第3回 10月13日
古代オリンピックの発祥とその意義 ※
講師:清水一郎 展示プロデューサー(元三越・東京富士大学非常勤講師)
●第4回 10月20日
近代オリンピックの憲章と変遷
講師:杉山 茂 スポーツ プロデューサー
●第5回 10月27日
東京オリンピック・パラリンピックの概要
講師:雜賀 真 公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会チーフコンプライアンスオフィサー 総務局長
●第6回 11月10日
ロンドンオリンピックの検証と東京への継承
講師:小坂善治郎 東京富士大学イベント社会工学研究所所長、井上公雄 日本イベントプロデュース協会理事
●第7回 11月17日
スポーツツーリズムとオリンピック・パラリンピック
講師:須川一幸 東京富士大学イベント学教授、山下真輝 (一社)日本スポーツツーリズム推進機構
●第8回 11月24日
オリンピックと国際政治
講師:杉山 茂 スポーツ プロデューサー
●第9回 12月1日
オリンピックと経済 ※
講師:大山利栄 東京富士大学イベント学准教授・イベント社会工学研究所事務局長
●第10回 12月8日
オリンピックとイノベーション ※
講師:岡星竜美 東京富士大学イベント学教授・JEPCイベント総研所長
●第11回 12月15日
パラリンピックとバリアフリー
講師:星野恭子 フリーライター(東京富士大学非常勤講師)
●第12回 12月22日
パラリンピックの競技と運営
講師:河合純一 パラリンピック競泳 金メダリスト/日本パラリンピアンズ協会会長
●第13回 1月12日
オリンピック・パラリンピックとメディア
講師:杉山 茂 スポーツ プロデューサー
●第14回 1月19日
オリンピック・パラリンピックの将来と可能性
講師:竹内 浩 共同通信社論説委員兼IOCプレス委員会委員
●第15回 1月26日
まとめと試験(学生のみ)
講師:大山利栄 東京富士大学イベント学准教授
注:講師の都合によりカリキュラムは前後することがあります。 ※印は、昨年度と同内容の講義となります。昨年参加されていない方は受講ください。
【申し込み】
参加希望日時、名前、所属、連絡先(メールや電話等)を記入のうえ、東京富士大学イベント社会工学研究所( event@fuji.ac.jp )にメール
(参考)
東京富士大学が9月30日から公開授業「イベント特講:オリンピック学」(全15回)を開講
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7015
▼本件に関する問合せ先
東京富士大学
TEL: 070-5469-7549(受付平日10:00~16:00)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/