中央大学は12月7日(月)~12日(土)まで「第7回インターナショナル・ウィーク」を開催する。これは、特定の国や地域、国際機関等をテーマにキャンパス全体を学びの場とする催しで、第7回目となる今回はオーストラリアのHistory、Diversity、Human Rightsをテーマに、講演会や文化交流などを予定している。同大の学生や教職員のほか、一般の人が参加できる企画もある。全て参加費は無料。
国際化を推進する中央大学では、特定の国や地域、国際機関等をテーマにキャンパス全体を学びの場とする「インターナショナル・ウィーク」を2011年から開催している。これは、1週間にわたって講演会や文化交流を行う企画で、これまでフランスや国連、ASEANなどにスポットを当てて実施してきた。
現在、同大では国際連携推進の重点対象となる地域・国を「環太平洋地域」としており、第7回目を迎える今回は「オーストラリア」をテーマに、在日オーストラリア大使館首席公使による講演会やオーストラリアの伝統楽器の演奏などを予定している。
同大の学生や教職員のほか、一般の人が参加できる企画もある。概要は下記の通り。
◆「第7回インターナショナル・ウィーク」概要
【テーマ】 「Australia: History, Diversity and Human Rights」
【期 間】 12月7日(月)~12日(土)
【場 所】 中央大学 多摩キャンパス、後楽園キャンパス
◆スケジュール
■12月8日(火)15:00~17:30 多摩キャンパス:ヒルトップ2階Gスクエア
○交換留学生・留学経験者によるオーストラリア紹介
現在、オーストラリアの協定校(アデレード大学、フリンダーズ大学、ニューサウスウェールズ大学、西オーストラリア大学)から留学に来ている4名の交換留学生が、それぞれの所属大学やオーストラリアについて紹介。また、オーストラリアでの交換留学、短期留学を経験した学生が留学体験談を発表する。
■12月10日(木)16:20~17:50 後楽園キャンパス:5号館5533教室
○オーストラリアから学んだライフセービングと生命教育(理工学部教授小峯力講演)
1987年、オーストラリアでライフセービング・イグザミナー(検定官)資格を取得し、日本初のライフセービング指導者認定を受けた小峯 力(理工学部教授)が、その経験を元に、オーストラリアで学んだ海洋文化と生命教育について講演する。
■12月11日(金)11:00~12:20 多摩キャンパス:8号館 8302教室
○トム・コナー在日オーストラリア大使館首席公使講演会
講演タイトル:Moving to Strengthen Australia-Japan Relations
講演者:トム・コナー在日オーストラリア大使館首席公使
○ディジュリドゥ演奏会
オーストラリア先住民、アボリジニの伝統的な管楽器ディジュリドゥ。シロアリが食べて空洞になったユーカリの樹の幹や枝から作るこの楽器を、演奏者のアンディ・ベヴァン氏(中央大学附属中学校・高等学校 外国人特別講師)が循環呼吸法という特別なテクニックで演奏する。
■12月11日(金)16:40~18:00 多摩キャンパス:ヒルトップ2階Gスクエア
○法学部 シドニープログラム参加学生によるポスタープレゼンテーション
法学部シドニー短期留学プログラム(アクティブ・ラーニング海外プログラム)に参加した学生によるポスタープレゼンテーション。先住民の権利、難民・移民社会、ジェンダーと性的多様性について、現地でのフィールドワーク調査などに基づき発表する。
◆展示・フェア
■12月7日(月)~12日(土) 多摩キャンパス:中央図書館2階展示コーナー
○図書館資料展示
オーストラリアの歴史・多様性・人権に関連する資料を中心に、初心者向け入門書をはじめ、多文化国家の多様な側面からの研究書など、オーストラリア理解や学修に役立つ資料を紹介。
■12月7日(月)~11日(金) 多摩キャンパス:生協食堂・店舗、後楽園キャンパス:食堂
○オーストラリアフェア
学生食堂では、オーストラリアの料理を特別メニューで提供。食事からオーストラリアを体感できる。また、多摩の店舗ではオーストラリアに関連した物品を特別コーナーで販売。
■12月3日(木)~15日(火) 多摩キャンパス:ヒルトップ2階Gスクエア
○Go Global 写真展
「中大生が見た世界」と「留学生の見た日本」をテーマに写真展を開催。短期・長期の留学や各学部の海外プログラムで学生が見た世界各地の光景と、留学生の視点で切り取った日本の光景を楽しむことができる。
●中央大学HP
http://www.chuo-u.ac.jp/
▼イベントに関する問い合わせ先
中央大学国際センター
TEL: 042-674-2211
E-mail: iw7@tamajs.chuo-u.ac.jp
▼取材に関する問い合わせ先
中央大学広報室
TEL: 042-674-2050
E-mail: kk@tamajs.chuo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/