立命館小学校は、第2回ICT教育研究会「Innovate for the present ICTを活用した新しい教育スタイルの創造」を実施する。
同校では開校以来、ICT機器を導入したカリキュラムを実践し、STEM学習(※1)として、自作のカリキュラムとテキストを使ったロボットづくりを中心に算数の学習やサイエンス、そしてテクノロジーに至るまでの幅広い教育を行なってきた。また2015年度より、マイクロソフト社のShowcase Schools(※2)にも認定されている。
今回はソフトバンクロボティクス株式会社の協力を得て、3年生の児童を対象に、同社が開発・提供する人型ロボット「Pepper」(※3)を使ったプログラミング学習をSTEM学習の実践例として授業を展開する。小学校の授業の中で、各グループ1台の「Pepper」を使ってアプリ開発を行い、公開授業において児童がその内容をプレゼンテーションするのは日本初の試みとなる。
他にも、4年生の児童による「Publisher」を使った新聞づくりや5年生の英語の授業では、「Office Mix」を使ったプレゼンテーションなど、新しい授業スタイルを各教科の中で提案していく。
参加者のみなさんと、意見交換を行いながら、より充実した小学校教育のあり方について考える機会となることを目指す。
[※1 STEM学習] Science、 Technology、 Engineering、 Mathematicsに重点を置いた教育。21世紀を生きる子どもたちにとても重要であると言われており、日本ではまだ珍しく、世界中で注目されている学習。
[※2 Showcase Schools] マイクロソフト本社が認定する教育ICT先進校。ICTで教育を変えたい、という強いビジョンを持ち、ICTを日常的に授業に活用し、実践を広めていく意思のある学校が1年の任期で活動するもの。2016年度は、日本では3校が選出されている。
[※3 Pepper] ソフトバンクグループが開発した人型ロボット。世界初の感情を持ったパーソナルロボットとされており、人間の表情と声から感情を推定する機能や、自らの感情を持つ機能を搭載。
日時: 2016年6月17日(金)13:50~16:45 (受付13:20~13:45)
場所: 立命館小学校 (〒603-8141京都市北区小山西上総22番地)
スケジュール: 添付ファイル参照
対象: 教職員、未就学児の保護者 ※別途、申し込みが必要
▼取材・内容についてのお問い合わせ先
立命館小学校 加藤
TEL: 075‐496‐7777
http://www.ritsumei.ac.jp/primary/
※ご取材いただける場合、前日までにご連絡をお願いします。
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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