多摩大学発のベンチャー企業、株式会社T. Innovation(ティー・イノベーション)が8月3日設立され、事業を開始した。
多摩大学経営情報学部では今年度から、起業家を目指す学生のための特別プログラムである「アクティブラーニング実践(起業)」を開始した。
本プログラムには十数名の学生が参加し、ビジネスプランの作成、起業家やベンチャーキャピタリストとの交流、実際の企業の経営課題解決をテーマにした研修など、さまざまな取り組みを展開している。
今回は、こうした学生の起業支援の一環として、教職員が共同出資し、株式会社を設立した。
社名である「T. Innovation」には、「多摩大学(T)」から「イノベーション」を生み出し、「多摩地域(T)」の課題を解決するという同社の使命(ミッション)が込められている。
「T. Innovation」の役員には教職員が就任し、多摩市が設置したインキュベーション施設「ビジネススクエア多摩」に入居する。
当面は、実務経験豊富な教員がチームになり、企業に対してコンサルティング事業を展開する。
あわせて、起業を志す学生に対して資金やノウハウ、ビジネスマッチングなどさまざまな面から支援を行うほか、地域の課題に対応したビジネス展開等を計画している。
▼本件に関するお問い合わせ先
多摩大学
・経営情報学部准教授 奥山
TEL: 042-337-7155
・経営情報学部学長室事務課 高野
TEL: 042-337-7300
E-mail: koho@gr.tama.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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