北海道大学に蓄積されてきた標本・資料の展示に加え、現在の北海道大学の教育研究を紹介する常設展示「北大のいま」などを新設し、リニューアルした総合博物館。
北海道大学には、約140年前の札幌農学校時代から収集・保存・研究されてきた400万点にものぼる標本・資料が蓄積されている。その中には、新種の発見・認定の基礎となる貴重なタイプ標本が1万点以上含まれている。平成11年4月に開館した北海道大学総合博物館は、その貴重な標本・資料の一部を一般公開するとともに、様々なテーマで企画展示や市民向けセミナーなどを実施している。
平成28年7月には、学内の全12学部や先進的な研究を紹介する常設展示「北大のいま」、化石・鉱石や動物の骨などに触れることのできる体験型展示「感じる展示室」などを新設し、リニューアルオープンした。また、カフェや休憩ラウンジ、サイエンスカフェなどを行う講演室からなる「知の交差点」エリアを整備し、北海道大学の最新の研究や教育の成果をより身近に感じていただける博物館を目指している。
〇企画展情報
平成29年1月31日から4月2日まで、北海道大学の古生物学研究を紹介する冬季企画展示「北大古生物学の巨人たち」を開催し、総合博物館が収蔵する貴重な化石標本を公開する。また、平成28年11月8日から平成29年3月5日まで、「―はじめての人工雪― 誕生80年記念企画中谷宇吉郎展」を開催し、北海道大学常時低温研究室において、世界で初めて人工雪を製作した、雪の科学者・中谷博士の業績を紹介している。
〇施設情報
開館時間10:00~17:00(6~10月の金曜日のみ、~21:00)
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館)
年末年始(12月28日~1月4日)
※大学行事等で臨時開館・休館の場合あり
入館料 無料
▼本件に関する問い合わせ先
北海道大学総合博物館 事務室
TEL: 011-706-2658
FAX: 011-706-4029
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/