創価大学のキャンパス内にこのたび、新しい学生寮「滝山国際寮(男子)」と「万葉国際寮(女子)」が完成。3月24日にはそれぞれの寮でオープニングセレモニーが行われた。この2寮は、創立45周年事業の一環として建設。多くの日本人学生に寮生活の機会を提供するとともに、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」の構想実現にむけ、外国人留学生の受け入れを促進し、寮内での異文化交流を通して相互理解を深めながら、国際的に活躍できる人材を輩出していくことを目指す。
「滝山国際寮」と「万葉国際寮」の寮生の部屋は個室で、プライバシーが確保されたうえで、8人で1つのリビングを設け、寮生同士がコミュニケーションを取れる間取りとなっている。また、親元を離れて慣れない寮生活を送る寮生が安心して過ごせるよう、上級生がレジデント・アシスタント(RA)として生活のサポートにあたる。
3月24日にはそれぞれの寮でオープニングセレモニーが行われ、学生や教職員、建設関係者らが参加。田代康則理事長が完成に至るまでの経過と建築概要を紹介し、「多くの皆様からのご寄付のおかげで新たな学生寮を建てることができました。心より感謝申し上げます。日本人学生と外国人留学生が共同生活を通して、文化・言語等の違いを乗り越え、互いに尊重し合うなかで価値を創造し、世界市民へと成長してもらいたいと思います」と期待を寄せた。
その後、代表のRAからの挨拶に続いて、馬場善久学長は「本学が目指す創造的人間の育成において、学生寮は重要な役割を果たしてきました。日本のみならず世界各地で寮出身の卒業生が活躍しています。世界から集う学生たちと学業や諸活動に共に汗を流すなかで自分自身を磨き、価値創造の人生の土台を築いてもらいたいと思います」と述べた。
オープニングセレモニーに参加したRAの学生からは、次のような声が寄せられた。
・「人種・国籍・宗教といった差異を乗り越え、お互いに尊重し合える寮にしたいです。また、食堂やラウンジなどさまざまなタイプの交流スペースがあるので、寮生同士が友情を育めるような企画を考えたいと思います」(国際教養学部2年・男子)
・「玄関にブーツなどを履くための椅子や、共有ラウンジの畳コーナーなど、さまざまな場所に寮生の視点が反映されていると感じました。寮生が安心してくつろげるような温かい場所にしたいと思います」(経済学部4年・女子)
※レジデント・アシスタント(RA): 寮に住みながら留学生や日本人学生の寮生活をサポート、および寮の運営を行う学生ボランティアスタッフ。
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