株式会社大京(本社:東京都渋谷区、社長:山口 陽、以下「大京」)は、国土交通省による「平成29年度(第1回)サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の提案募集に応募しておりましたが、このたび、国立研究開発法人建築研究所のサステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)評価委員会の審査を経て、「(仮称)芦屋サステナブル共同住宅プロジェクト」が同事業として採択されましたので、お知らせいたします。
応募総数24件のうち、10件が同事業のプロジェクトとして採択されており、そのうち本提案は、「中層の分譲マンションにおいて、さまざまな対策を取り入れ、Nearly ZEHと同等水準を実現しようとする意欲的な提案であり、先導的と評価した。さらなる波及・普及に向けて、マンション購入者等に対して、本プロジェクトの取り組みを積極的にアピールすること、事業後の水平展開を図ることを期待する。」との評価をいただきました。
<「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」とは>
住宅・建築物において、「サステナブル性」という共通価値観を有する省エネ・省CO2や、木造・木質化による低炭素化に係る先導的な技術の普及啓発に寄与する住宅・建築物のリーディングプロジェクトを公募し、評価委員会による評価結果に基き国土交通省がプロジェクトを採択し、整備費等の一部を補助し支援する事業のことです。平成29年度(第1回)公募は平成29年4月24日から平成29年6月9日まで行われました。
「(仮称)芦屋サステナブル共同住宅プロジェクト」
~ Nearly ZEM による非常時のエネルギー自立と省CO2の両立 ~
■提案者
株式会社 大京
■事業概要(予定)
所在地:兵庫県芦屋市
規 模:地上5階・地下1階建て
総戸数:79戸
■提案概要
1.中層共同住宅における「Nearly ZEM」の実現
2.災害時に自宅で生活が持続できる、革新的な創蓄連携エネルギーシステムの導入および維持管理費の削減
3.地域の気候・特性を生かし、生物多様性に配慮した緑化計画
4.六甲の心地よい風を取り入れた建築計画により住環境をコントロール
5.物流効率化への貢献とIoT技術を活用した住生活の質の向上
※詳細はリリースをご参照ください