2017年11月13日(月)に行われた選考会を経て、第20回「神奈川大学全国高校生俳句大賞」の選考結果が決まりました。
●本大賞は、日本の伝統芸術であり短詩型文学である「俳句」を通して、高校生に独自の感性で表現する機会を提供することで、高校生文化の発信に寄与することをめざしています。
●第20回となる今回は、応募総数11,984通(197校)の感性あふれる作品が全国の高校生から集まりました。
●入選者の作品および選考委員による座談会、選後評が優秀作品集『17音の青春2018』として株式会社KADOKAWAより2018年3月に出版予定。
本学は、1998年に創立70周年を迎え、それを記念して全国の高校生を対象にした「神奈川大学全国高校生俳句大賞」を創設しました。本賞は、日本の伝統芸術であり短詩型文学である「俳句」を通して、高校生に独自の感性で表現する機会を提供することで、高校生文化の発信に寄与することをめざしています。
【テーマ】あなたの感性で自由に綴ってください。
部活・友情・スポーツ・勉強・受験・恋愛・家族
......そして、自然・平和・政治・生命・宇宙
【賞】 最優秀賞(5作品)・入選(65作品)・団体優秀賞(3校)・団体奨励賞(3校)
【応募条件】 応募作品は、本人が創作した未発表の作品に限ります。
三句で一作品です。三句に満たないものは無効となります。
【選考委員】 宇多喜代子 大串章 金子兜太 長谷川櫂 黛まどか 復本一郎(敬称略)
【応募総数】
11,984通 ・応募高校数 197校
【最優秀賞 (5作品)】(受付番号順・敬称略)
■秋田県/秋田西高等学校2年 高橋 文哉(たかはし ふみや)
星月夜幼馴染みの家を見る
運動会文学好きな君走る
新涼やペンの音聞く授業中
■石川県/金沢錦丘高等学校2年 園田 雄大(そのだ ゆうた)
褌で御輿を担ぐ俺十七
祭の夜コーラと孤独減つてゆく
祭果つ祖父父叔父と飯を食ふ
■愛媛県/済美平成中等教育学校6年 三原 瑛心(みはら えいしん)
描いてみるか?と素裸で笑う彼
太陽の匂ひ日焼の腕枕
耳に息かかりつつ髪洗はるる
■熊本県/熊本信愛女学院高等学校2年 西内 朱里(にしうち あかり)
石榴裂け紙面にミサイルの話
夏の果てよりココア一匙分のテロ
良夜のラジオどこかで紛争の話
■沖縄県/浦添高等学校3年 浜崎 結花(はまさき ゆいか)
豚の顔売られて涼し島の市
魚市の尾鰭はためく溽暑かな
秋色やみづの重さの海ぶだう
【入選(65作品)】
【団 体 賞】
*団体優秀賞(3校)―――岩手県/水沢高等学校
東京都/立教池袋高等学校
神奈川県/横浜翠嵐高等学校
*団体奨励賞(3校)―――東京都/国士舘高等学校
神奈川県/大和東高等学校
愛知県/古知野高等学校
【優秀作品集の出版】
『17音の青春―五七五で綴る高校生のメッセージ』を2018年3月出版予定
【シンポジウム・授賞式】
2018年3月10日(土)
12:00~ 神奈川大学横浜キャンパス16号館セレストホール
▼本件に関する問い合わせ先
広報部広報事業課
渡邉・安保
TEL:045-481-5661(代表)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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