2019年1月11日(金)10:00-12:00に、立命館アジア太平洋大学(APU)のF210教室にて、パリ第八大学心理学部准教授の小坂井敏晶氏が、「常識を見直す難しさ多様性の役割を再考する」と題した特別講演を実施します。18年8月にAPU東京オフィス(東京都千代田区)で行った際には、わずか3日間で定員の120名に達するなど、大盛況となりました。ぜひ、この機会にご参加ください。
概要
◇講演:「常識を見直す難しさ多様性の役割を再考する」
◇講師:パリ第八大学心理学部准教授 小坂井敏晶氏
◇日時:2019 年1 月11 日(金) 10:00(開場9:30、終了12:00 予定)
◇場所:立命館アジア太平洋大学 F210 教室
◇人数:一般30名(※予約制、APU在学生は予約不要)
◇言語:日本語
◇内容:常識の疑問視から思索の第一歩が始まる。だが、それが最も難しい。「変われば変わるほど、元のま
ま」というフランスの諺がある。システム内部の要素が変わるだけで、システムの構造は変化しない。
考え方自体を覆すためには、どうしたら良いのか。多様性に富むAPU の環境は常識の再考に適してい
る。だが、多様性の効用は学問やビジネスでの創造性に限らない。人文学や社会科学の使命は何か。
多数派の世界観を揺るがし、開かれた社会を守る砦として大学は機能できるか。
◇応募:APUの公式ウェブサイトイベント情報欄の「特別講義『常識を見直す難しさ 多様性の役割を再
考する』」内、専用サーベイより。(定員に達し次第申し込み終了)
http://www.apu.ac.jp/home/event/view/?event_id=1780
講演者 小坂井敏晶(こざかい・としあき)プロフィール
パリ第八大学心理学部准教授。1956 年愛知県生まれ。アルジェリアでの日仏技術通訳を経て、
1981 年フランスに移住。早稲田大学中退。1994 年パリ社会科学高等研究院修了。社会心理学
博士。著書に『増補 民族という虚構』(ちくま学芸文庫)、『責任という虚構』(東京大学出版
会)、『人が人を裁くということ』(岩波新書)、『社会心理学講義』(筑摩書房)、『答えのない世
界を生きる』(祥伝社)、『神の亡霊 近代という物語』(東京大学出版会)など。
▼本件に関する問い合わせ先
学長室(広報)
宮腰・ジョーンズ・下村
住所:大分県別府市十文字原1-1
TEL:0977-78-1114
メール:r-apu@apu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/