佛教大学では「全国の子どもたちに俳句を通して言葉の楽しさを体験してもらいたい」との願いで、2007年度より「佛教大学小学生俳句大賞」を開催してい る。12回目となる今年の応募句数は32,678句。同大名誉教授で俳人でもある坪内稔典氏など6名の選考委員による選考会を経て、276句の入賞作品が 決定した。3月23日には入賞者のみなさんを招待し、表彰式を開催する。
<第12回佛教大学小学生俳句大賞 入賞作品(抜粋)>
[最優秀賞]
低学年の部
●とり合いだバケツにはった丸ごおり(奥田 静流 奈良県・三郷町立三郷北小学校3年)
高学年の部
●じてんしゃでいなごをふまずこいでいく(森永 楓菜 三重県・伊賀市立中瀬小学校5年)
[優秀賞]
低学年の部
●ママ見てる?入学しきへこうしんだ(田崎 完治 鹿児島県・鹿児島市立山下小学校1年)
●じいちゃんのおそばがないととしこせぬ(大谷 佳弘 徳島県・鳴門教育大学附属小学校2年)
●でんせんにつばめが先ちゃく5名さま(森井 琴子 石川県・小松市立苗代小学校2年)
●うんていの一列とばし風光る(浅野 迦恋 愛媛県・愛南町立家串小学校3年)
高学年の部
●二重とび一しゅん近づく冬の空(安倍 由花子 愛媛県・松山市立椿小学校4年)
●そう祖父の干し柿ぼくのベランダへ(藤原 真大 徳島県・鳴門教育大学附属小学校4年)
●雪ふってにわ一面が画用紙だ(宮崎 光琉 富山県・高岡市立東五位小学校4年)
●いつ飛ぶかじっと待ってるカブト虫(平延 悠花 広島県・東広島市立吉川小学校5年)
[学校優秀賞]
●京都府・木津川市立高の原小学校
●大阪府・大阪市立平野小学校
●徳島県・鳴門教育大学附属小学校
■表彰式概要
○日時:2019年3月23日(土)13:30~14:30 受付12:30~
○会場:佛教大学紫野キャンパス 常照ホール(成徳常照館5階)
○内容
【式次第】
・田中典彦学長挨拶
・表彰
・審査講評
・記念撮影
【出席者】
・入賞者 42名(予定)
・選考委員 6名
なお、以下の場所で、上位入賞作の展示を行っています。
■場所:地下街・ゼスト御池寺町広場(京都市中京区)
■期間:2019年3月25日(月)~3月31日(日)
<第12回佛教大学小学生俳句大賞 募集要項>
【応募資格】 小学生
【応募部門】 低学年の部(1~3年生)、高学年の部(4~6年生)
【テーマ】 自由
【応募期間】 2018年10月1日~2019年1月24日必着
【 賞 】 最優秀賞・優秀賞・選考委員特別賞・入選・佳作・学校優秀賞
【後援】京都府・京都市・京都府教育委員会・京都市教育委員会
【ホームページ】
http://www.bukkyo-u.ac.jp/haiku/
【選考委員】
青砥 弘幸(佛教大学教育学部講師)
尾池 和夫(京都造形芸術大学学長・俳人協会名誉会員)
田中 典彦(佛教大学学長)
坪内 稔典(佛教大学名誉教授)
原田 敬一(佛教大学歴史学部教授)
山本 純子(第55回H氏賞受賞の詩人・俳人)
▼本件に関する問い合わせ先
佛教大学 企画部 広報課
住所:〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96
TEL:075-493-9050
FAX:075-493-9040
メール:koho@bukkyo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/