~三井不動産のオフィスビル・商業施設等を通じて「持続可能な社会」を構築し、SDGsの達成へ貢献~
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信、以下「三井不動産」)と大阪府(府知事 吉村洋文、以下「大阪府」)は、2019年8月19日に「子ども・福祉、健康・スポーツ、地域活性化、雇用促進、安全・安心、府政のPR」など6分野にわたる連携と協働に関する包括連携協定を締結しました。
締結式の様子(右から大阪府:知事 吉村 洋文、三井不動産株式会社:常務執行役員関西支社長 弘中 聡)
大阪府が不動産会社と包括連携協定を締結することは初となります。この連携により三井不動産は、自社で運営・管理する施設にて、大阪府と共に社会課題の解決と個性豊かで魅力ある地域社会の実現を目的とした取り組みを推進し、持続可能な社会の構築を目指します。
三井不動産と大阪府はこれまでも、府内の商業施設やオフィスビル、ホテル等において継続的に地域課題の解決を目的とした取り組みを行っており、地域社会の活性化を図ってまいりました。本協定はこのような取り組みをより一層深化させることを目的としており、今後はさらに多くの分野において連携・協働を促進し、地域の活性化と府民サービスの向上を図ってまいります。また、双方の連携による街づくりを通し、持続可能な社会の構築を目指すことで、SDGsの達成に貢献していきたいと考えています。
■三井不動産グループとSDGsの関わり
三井不動産グループでは、グループステートメントである「都市に豊かさと潤いを」やロゴマークに象徴される「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、時代に先駆けてさまざまな取り組みを行ってきました。そして2018年に公表したグループ長期経営方針「VISION 2025」においては「街づくりを通して、持続可能な社会の構築を実現」することを目指していくべき姿として掲げ、ESGのさまざまな取り組みや、SDGsに貢献する事業、サービスを展開しています。(SDGsの17の目標と169のターゲットとの関わり詳細は以下の関連サイトをご参照ください。)
<
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/sdgs/index.html>
そして本協定では、SDGs1・3・4・5・8・11・13・17の目標の進捗を目的として活動しています。
<SDGs目標>
目標1 あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
目標3 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
目標4 すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
目標5 ジェンダー平等を達成し、すべての女性および女児のエンパワメントを行う
目標8 包摂的かつ持続可能な経済成長およびすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する
目標11 包摂的で安全かつ強靭で持続可能な都市および人間居住を実現する
目標13 気候変動およびその影響を軽減するための緊急対策を講じる
目標17 持続可能な開発実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
※「SDGsの目標」の記載文言は、GRI(グローバル・レポーティング・イニシアチブ)、国連グローバル・コンパクトおよびWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)が発行する「SDG Compass」日本語翻訳版に準じています。
■本協定締結により実施する連携施策
※地域活性化については各活動が貢献する目標が異なるため、個々の活動における目標を記載しておりません。
■大阪府内における三井不動産の主な施設
・オフィスビル:中之島三井ビルディング、淀屋橋三井ビルディング、御堂筋三井ビルディング ほか
・商業施設:EXPOCITY、ららぽーと和泉、三井アウトレットパーク大阪鶴見、淀屋橋odona ほか
・ホテル:三井ガーデンホテル大阪淀屋橋、三井ガーデンホテル大阪プレミア
・ロジスティクス:三井不動産ロジスティクスパーク茨木、三井不動産ロジスティクスパーク大阪I(開発中)ほか