理系学生のビジネスマインド醸成を目的とする新たな学びの場「BiZCAFE」が4月8日、神戸三田キャンパス(KSC)内アカデミックコモンズにオープンしました。国内外の大学近辺で「知るカフェ」を運営する株式会社エンリッションが、国内で初めて導入する取り組みです。BiZCAFEでは、株式会社スノーピークと本学が共同開発した「KSCオリジナルマイボトル」を持参した学生に、コーヒーや紅茶等の飲料を無料で提供する仕組みです。キャンパス内のペットボトル10万本を削減するサステナブルキャンパスへの取り組み「 KSC 100,000 Plastic bottles Reduction 」もスタートしました。
記念セレモニーには、加藤 知・副学長と株式会社エンリッションの柿本 優祐・代表取締役、マイボトル開発に関わった学生グループ「CAMP×US」の長谷川 優太さん(理工学部先進エネルギーナノ工学科4年)、中西 杏菜さん(理工学部生命医化学科3年)、総合政策学部2年生でBiZCAFE店長を務める大森 香奈さんが参加。加藤副学長は「ここは、環境問題の解決策を見つける、実践の場。学生の皆さんには多くのことを学んでほしい。そして、同じ課題を抱える他大学と連携してください」と期待を込めました。柿本代表取締役は「在学中に企業との接点を設ける場としてBiZCAFEを運営していきたい。ここからがスタートです」と語りました。
オープン初日には学生520人が利用しました。学生たちは「SDGsに対して学校が積極的にかかわっていることがうれしい。マイボトルも、色や形状がすばらしく、ジェンダーフリーで社会人になっても使えるデザイン」「学校全体がプラスチックゴミ問題に対してアプローチする最先端の取り組みに共感する。今後が楽しみ」などと思いを語っていました。
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