神田外語グループ(東京都千代田区/理事長:佐野元泰)は、本グループと読売新聞社の共催イベントである第10回全国学生英語プレゼンテーションコンテストのエントリー者全員に対して、同コンテストへの応募理由と共に、新型コロナウイルス禍における授業形式などに関するアンケート調査を実施しました。本アンケートでは、同コンテストへエントリーした全国の大学生、大学院生、短期大学生、専門学校生および4年次以上の高等専門学校生747名へ、Googleフォームにて作成した5つの質問を送付し、158名からの回答を集計しました。集計結果から、同コンテストが将来のための活動として前向きにとらえられていることが分かりました。また、オンライン授業を取り入れている学校が8割近くを占める中、学生は対面授業を望む傾向が見られ新型コロナウイルス禍を経て臨機応変な対応が叶う学校像を求める学生の声がありました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、いまだに多くの授業などがオンライン上で実施されている状況にあります。第10回全国学生英語プレゼンテーションコンテスト事務局は、このような状況においても同コンテストへエントリーした学生にアンケートをとることで、問題意識をもつ学生のさまざまな声を聞くことができると考え、本調査を実施しました。今回のアンケートでは、5つの質問を設定し、集計結果をグラフで表示しました。
各項目の詳細は以下の通りです。
【概 要】
・アンケート実施期間:2021年11月10日(水)~11月15日(月)
・対象:同コンテストのエントリー者(全国の大学生、大学院生、短期大学生、専門学校生および4年次以上の高等専門学校生)
・告知方法:エントリー者へのメールに回答フォームのリンクを掲載
・実施方法:Googleフォーム
・回答数:158名(回答率:21.2%)
【回答結果】
コンテストへの応募理由
第9回コンテスト時と同様、新型コロナウイルスに左右されず「自分の英語のスキルを試したい」「将来や就職のためにスキルアップがしたい」という英語に対する向上心が原動力になっていることが見受けられました。この時世で留学などができなかった学生も多い中、「難しいことに挑戦したかった」「さまざまな経験をするチャンスが欲しかった」という理由も挙げられ、同コンテストが成長の場となっていることが分かりました。
就職や将来に向けたスキルアップとしてどのような活動をしていますか
就職や将来に向けたスキルアップのための活動では、インターンシップの参加を抑え、資格取得に努めている学生が多く、自己研鑽に励む傾向が見られました。自ら行動を起こし、自己成長をしたいという声が多くあり、新型コロナウイルス禍の中でも主体的に動く学生の傾向が表れています。
現在の授業形式と希望する授業形式について
現在、オンライン授業を組み込んだ授業形式を取り入れている学校が8割近くを占める中、学生は対面授業を望んでいる傾向が見られました。その一方でオンライン授業を望む学生も多くいることが分かりました。
オンライン授業では、「通学時間などがなく効率が良い」「録画であれば繰り返し見られるから理解度が上がる」などの声が多く、学生の生活に寄り添っていることが魅力だという声が多くありました。
一方で対面授業を希望する学生からは、コミュニケーションをとることで理解度が上がるという声が多くあり、特に実習が必要な授業や語学学習においては、雰囲気や表情から読み取るものが多いため、より授業内容を吸収できるという理由が挙げられました。
ハイブリッド授業を希望する学生からは、オンラインと対面の特徴を生かして授業を受けたいという意見が一番多くありました。生活リズムが整えやすく、オンラインをうまく組み込むことで、授業が負担にならないことが魅力として挙げられました。病気のときでも授業が受けられる、新型コロナウイルスへの感染対策として密集を避けられるなどの健康面での利点や、豪雪地帯や台風の影響を受けやすい学生からは、臨機応変な対応が叶うと嬉しいとの声もありました。対面授業が好ましいものの、オンライン授業などを有効活用し、学生にとって生活がしやすく自由のある学校生活が今後求められていくことが見受けられました。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部
宇佐美小梅
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