本シンポジウムは神奈川大学国際経営研究所が主催し、横浜市と連携しながら、横浜みなとみらい地区の活性化について討論することを目的としている。みなとみらい地区における都市機能が整備される中で、産官学民といった様々なアクターが一つの「場(コミュニテ ィ)」を共有しつつある。
本シンポジウムでは、みなとみらい地区を一つのフィールドに設定し、ソーシャルデザインとデータサイエンスの視点から深く議論していくことで、価値共創の「場」へと昇華させるための手がかりを得たいと考えている。 初日には、ソーシャルデザインからみた都市のあり方について基調講演をいただき、シンポジウム全体の議論の視座を共有した上で、丸の内地区の再活性化事例などを踏まえながら議論を展開する。
二日目には、場の価値共創についてデータサイエンスの視点から分析することを目的として議論を進めるべく、現在のみなとみらい地区について具体的、かつ定量的に把握していく。
このようにして、みなとみらい地区の活性化について定量、定性双方の観点から分析することで、都市を可視化し、価値共創の場へと転換する可能性を探求する。最終的に、本シンポジウムを契機として、この「場」に集う様々なアクターたちが相互に交流し、アクターたちが望む地域の姿(地域ポジショニング)を形成することに繋げていきたいと考えている。
日時:2022年2月18日(金)・19日(土)
会場:Zoomによる開催
テーマ:「横浜みなとみらい地区の活性化―ソーシャルデザインとデータサイエンスの視点から」
【2月18日(金) 講師】
開催のご挨拶 13:00~13:10
田中 則仁(神奈川大学国際経営研究所所長、経営学部教授)
解題 13:10~13:40
中見 真也(神奈川大学経営学部准教授)
基調講演(1) 13:40~14:30
中村 陽一 氏
(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授、社会デザイン研究所所長)
「ソーシャルデザインの視点から見るまちづくりと地域の活性化」
基調講演(2) 14:30~15:15
田口 真司 氏
(一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会 プロジェクトマネージャー)
「大丸有のまちづくりからソーシャルイノベーション活動へ」
パネルディスカッション 15:30~17:00
テーマ:「横浜みなとみらい地区の活性化―ソーシャルデザインの視点を活かしつつ」
司会:中見 真也(上記)
パネリスト:
関口 昌幸 氏(横浜市共創推進室共創推進課 担当係長)
西田 司 氏(オンデザインパートナーズ代表、東京理科大学准教授)
津川 恵理 氏(建築家集団ALTEMY代表、東京藝術大学教育研究助手)
平野 学 氏(ぴあ株式会社 コンテンツ・コミュニケーション本部
コンテンツ・コミュニケーション事業局局長)
中村 陽一 氏(上記)
田口 真司 氏(上記)
【2月19日(土) 講師】
挨拶・解題 9:00~9:30
行本 勢基(神奈川大学経営学部准教授)
基調講演(1) 9:30~10:10
佐土原 聡 氏
(横浜国立大学 副学長/大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門 教授)
「デジタルツインのためのバーチャル都市モデルの構築と活用」
基調講演(2) 10:10~10:50
松崎 健一 氏
(株式会社理研数理 取締役/株式会社JSOL 創発ビジネスセンターシニアスペシャリスト)
「スーパーコンピュータ「富岳」 を活用した、スマートシティの実現に向けて」
パネルディスカッション 11:00~12:30
テーマ:「横浜みなとみらい地区の活性化―データサイエンスの視点から読み解く」
司会:行本 勢基(上記)
パネリスト:
古木 淳 氏(一般社団法人横浜みなとみらい21 事務局次長・企画調整部長)
佐土原 聡 氏(上記)
中村 陽一 氏(上記)
中見 真也(上記)
お申込み事前申込必要/聴講無料
下記URLからお申込み下さい。
こちらからzoom情報をお知らせ致します。
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主催:神奈川大学 国際経営研究所
協力:神奈川大学 社会連携センター
問合せ:国際経営研究所 寺本/iibm-office@kanagawa-u.ac.jp
▼本件に関する問い合わせ先
広報部
TEL:045-481-5661
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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