3位はサカイ引越センター、2位は大林組、1位は・・・!?
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビの「視られている量」を測るTVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2022年1-3月における企業CMランキングの公開をお知らせいたします。
■企業CMランキング 概要
テレビが点いているなかで、テレビ画面を見ている人の割合を注視含有※として算出し、CM単位で集計した企業CMランキングTOP30を作成しました。
対象CMは、2022年1月1日〜3月31日に初回放送があり、関東で100GRP以上のCM出稿があった全企業の企業CM※です。 なお、100GRPとは、対象期間中に世帯視聴率約5%の番組に15秒CMを20回放送した量に相当します。
※企業CM:特定の商品・サービス名のCMでない、企業としてのメッセージを伝えるCMを指します。
区分はTVISIONの定義に準じます。
※注視含有:アテンション含有率より改称
■ランクインしたCMに見られた共通項目
1.長期化したコロナ禍の状況を抜けて、再び人と会える世界を感じさせるものや、コロナ禍での新たなニーズに対応する企業の姿勢や技術力を伝達した企業CMが複数ありました。
- 18位:セブンイレブン「いい日になあれ 2022」篇 30秒
- 25位:セブンイレブン「つながる笑顔」篇 30秒
- 30位:キヤノン
「Find Your Focus~ひろげよう。まだない視界を~ ネットワークカメラ」篇 30秒
2.「カーボンニュートラル」「再生可能エネルギー」といった、SDGs(持続可能な開発目標)への自社の取り組みを、具体例を上げて紹介する企業CMが複数ありました。
- 17位:NTTドコモ「あなたと世界を変えていく。環境」篇 30秒
- 23位:セブン&アイホールディングス
「カーボンニュートラルを目指すために~電力」篇 30秒
- 24位:セブン&アイホールディングス
「カーボンニュートラルを目指すために~充電スタンド」篇 30
■複数CMがランクインした企業
下記のCMは、同一企業で複数のCMがランクインしていました。
- 大和ハウス工業:3本(5位、11位、15位)同シリーズCMのストーリが違う2本と秒数違いの1本
- サッポロビール:2本(6位、14位)宮本浩次さん出演CM。メッセージが違う2本
- 日本自動車工業会:2本(12位、21位)秒数違い
- セブンイレブンジャパン:2本(18位、25位)
- 日本特殊陶業:2本(22位、29位)
- セブン&アイホールディングス:2本(23位、24位)
■1位から10位までのCMの詳細
1位から10位にランクインしたCMの詳細については、以下でご紹介いたします。
・1位:アマゾンジャパン「見つけてほしい日本が、あります。 その3」篇 60秒 アマゾン内にある日本ストアに出品している方の働く様子と彼らの声で、商品だけでなく、アマゾンの出品者へのサポートについても紹介するCM。
・2位:大林組「おおばや氏とぼく 浮く街」篇 30秒 会社を擬人化した「おおばや氏(130歳)」に佐藤健さんが扮し、矢本悠馬さんとの対話の中で、未来が感じられる技術力を伝えるシリーズCM。
・3位:サカイ引越センター「愛されて育つ」篇 30秒 2021年6月に誕生した上野動物園の双子パンダの愛らしい成長映像が流れるCM。最後に企業キャラクターのまごころパンダくんが社員として引越しをサポート。
・4位:日清製粉ウェルナ「あったかな、ウェルナ」篇 60秒 人々の日々の生活の中で、小麦粉やパスタ(商品)を使った料理を作り楽しむ様子を描くCM。社名変更(日清フーズからの変更)を最後に告知。
・5位:ダイワハウス「かぞくの群像 #2 萌芽」篇 60秒 舞台俳優どうしで結婚した2人の男女が、同じ舞台で主人公として出演するというストーリーのCM。舞台のセリフと日常生活の様子がリンクして、苦しみながら前に進む二人を描いた。
・6位:サッポロビール「大人EV 55歳 自分は好きか」篇 60秒 サッポロビールの大人エレベーターCMシリーズの2022年篇。ミュージシャンである宮本浩次さんが、純粋さに対する思いや歌のうまさとは何かに答えるCM。
・7位: 大樹生命保険「大樹さんの安心」篇 15秒 イメージキャラクターのアニメーションとともに企業のメッセージを伝えるCM。
最後に企業名とともに三井生命からの社名変更したことを文字のみで告知。
・8位:JAバンク「農業・くらし・地域によりそう」篇 30秒 ひとりの社員が、農業従事者とともに問題に取り組み、解決した事例を紹介したCM。当事者のように一緒に取り組み、自分ごとのように喜ぶ様子を伝えている。
・9位:ヤマザキパン「心をこめて」篇 30秒 松たか子さんのナレーションと映像を通じて、同社の姿勢を語るCM。製品が工場から出荷され、同社のトラックで運ばれていく映像と最後に主力製品が並んで紹介されている。
・10位:日本生命「幸せを長く」篇 60秒 母親が入院。手術を終えて退院する日に、家族で病院に向かう様子を描いたCM。娘と母の会話から、予想していなかった病気の発見や、母が無事に退院出来たことへの安堵の思いが表現されている。
TVISIONは、この企業CM注目度ランキングを定期的に発信していく予定です。 自社の企業イメージに責任を持つ、経営者やコミュニケーション担当者の方が、定点観測していくデータのひとつとしてお役立てください。31位以降のランキングが気になる方は、下記よりお問合せください。
【TVISION INSIGHTS株式会社について】
TVISION INSIGHTS株式会社は人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、TVISIONが独自に開発した人体認識技術を
搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というTVISION独自のアテンションデータを広告主・広告会社・放送局など国内累計100社以上のクライアントにご活用いただいています。現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組を計測しています。