新日鉄のスチールハウス工法が東日本大震災の民間用復興住宅に採用
- 新日本製鉄株式会社
- 2011年12月15日
- 15:20
新日鉄が展開する薄板軽量形鋼造(いわゆるスチールハウス工法)の「ニッテツスーパーフレーム工法(以下、NSF工法)」が、東日本大震災で被災された方を対象とした住宅に採用されました。NSF工法が採用されたのは、日鐵物流釜石(株)が被災した社員用として岩手県釜石市甲子地区に建設する社宅です。本社宅は11月に建設が開始され、来年3月に完成する予定です。
NSF工法は、建設工期が短い、地震等への耐久性が高い、などの特徴を持ち、一般戸建住宅用途での普及に加え、法人の福利厚生施設である寮、社宅、研修施設等での需要が拡大しており、1996年の工法認定以降、1万棟を超える物件に採用されてきました。今回の復興住宅においてもこれらの特徴が評価され、NSF工法が採用されました。
新日鉄グループとしては、建設工期が短く、耐久性や経済性にも優れるNSF工法が、東北地区における復興住宅の迅速な整備に貢献できると考えており、NSF工法をより多くの方に知っていただくべく、12月26日、自治体や建設関係の皆様を対象に、本社宅の建設現場の見学会及びスチールハウス施工管理者研修会を実施いたします。
また、報道関係の皆様を対象とした建設現場見学会も実施いたします。
*「ニッテツスーパーフレーム工法」は、新日鉄の登録商標です。
1.NSF工法 採用物件の概要
(1)物件名:日鐵物流釜石(株)釜石社宅(所在地:岩手県釜石市甲子町)
(2)構 造:3階建、1棟、18戸、延べ床面積:1607.91㎡ 、ファミリー仕様
(3)工 期:平成23年11月着工、平成24年3月完工予定
(4)施 工:太平工業釜石(株)
2.NSF工法建設現場見学会・スチールハウス施工管理者研修会の開催
(1)日 時:12月26日(月)9:30~17:00
(2)場 所:岩手県釜石市甲子町
(3)スケジュール:10:30~16:00 建設現場見学会(日鐵物流釜石(株)釜石社宅)
*9:30~「スチールハウス施工管理者研修」(スチールハウス協会主催・受講料無料)を同時開催。
(4)お問い合わせ先:薄板営業部 住宅建材開発グループ
TEL:03-6867-5325(グループ代表)
E-MAIL:juhtaku@nsc.co.jp
3.NSF工法 報道関係者建設現場見学会
(1)日 時:12月26日(月)11:30~12:30
(2)場 所:日鐵物流釜石(株)釜石社宅
(3)参加ご希望の方は12月22日(木)までに下記までご連絡ください。
総務部広報センター TEL:03-6867-2135
<NSF工法の利点>
(1)短工期かつ冬季施工可能
(2)高性能(耐震・津波、1時間耐火、耐久性、温熱性能=暖かい、省エネ、壁遮音)
(3)コストパフォーマンス(建設費、暖房費は約半額、少ない補修費、固定資産税、減価償却)
(4)環境適合(省資源/省鉄、省コンクリート、省砂利、省エネルギー、リサイカブル)
(5)地元企業への事業機会の提供、被災者就業機会の創出
(本リリースに関するお問い合わせ先) 総務部広報センター TEL:03-6867-2135
以 上