アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は当社スイッチ/ルーター製品のOS AlliedWare Plusのファームウェアバージョンアップにより一部製品の機能強化を実施し、当該ファームウェアのダウンロードサービスを開始したことをお知らせします。
【PoE++対応により高い給電力で4K・8KのIPカメラなどへの接続が可能】
AT-x320-10GHは、今回のバージョンアップによりIEEE 802.3bt(PoE++)を正式にサポートします。最大90Wの給電が可能な1GEポートを8ポート搭載しているため、高精彩を実現する4K・8Kネットワークカメラや寒冷地向けヒーターが内蔵された監視カメラ、次世代の無線LANアクセスポイントなど、消費電力の大きい機器に安定した接続を実現します。また、本製品はファンレスデザインとなっており、-10から55℃までの広い環境温度範囲によりオフィスから工場・倉庫やスマートビルディングなど多彩な環境への導入が可能です。
・対象ファームウェア:AW+ Ver.5.5.3-0.1
・FWダウンロードサービス:2023年5月12日より
【複数の仮想ルーターで、柔軟なネットワーク構成が可能に】
NFV-APLシリーズでは、これまでは1台のハードウェア上で動作する仮想ルーターは1台のみでしたが、今回のバージョンアップで、複数台の仮想ルーターを動作・稼働できます。例えば、均等なメモリを割り当てた場合、物理的には1台のNFV-APLシリーズのルーターをクラウド上では約16台相当分のAT-AR4050Sとして動作でき、コストを抑えながら柔軟にネットワークの変更・拡張ができます。
・対象製品:NFV-APLシリーズ
・対象ファームウェア:AW+ Ver.5.5.3-0.1、NFV-APLシリーズパッケージバージョン Ver.1.7.1
・FWダウンロードサービス:2023年5月19日より
【2要素認証の機能拡張でより強固なセキュリティへ】
本バージョンアップによりワンタイムパスワードやクライアント証明書を用いた2要素認証に対応します。多要素から選択することでより堅牢な認証を実現でき、不正ログインを防ぎます。
<eメールを用いたワンタイムパスワードの利用>
ワンタイムパスワードは、ユーザー名・パスワードの入力による1次認証後、該当ユーザーが事前に登録したeメールアドレスに送付したパスワードを用いることで、2要素認証を実現します。
<クライアント証明書の利用>
事前にクライアントに導入した証明書を、認証要素として利用することができます。このクライアント証明書と組合せられるのは、ユーザー名・パスワード認証、ユーザー名・パスワード認証+ワンタイムパスワード(TOTP/HOTPならびにeメール)です。これらにより、より強固な認証基盤とすることが可能になります。
・OpenVPN利用時に2要素認証が可能
・対象製品:NFV-APLシリーズ、AT-AR4050S、AT-AR4050S-5G、AT-AR3050S、AT-AR2050V、AT-AR2010V、AT-AR1050V、AT-AR4000S-Cloud
・対象ファームウェア:AW+ Ver.5.5.3-0.1、NFV-APLシリーズ パッケージバージョン Ver.1.7.1、AT-AR4000S-Cloud Ver.5.5.3-0.1
・FWダウンロードサービス:2023年5月19日より
NFV-APLシリーズの製品詳細は次のURLからご確認ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/router/nfv_apl/catalog.html
AT-AR4000S-Cloudの製品詳細は次のURLからご確認ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/router/ar4000s_cloud/catalog.html
■その他のAW+ Ver.5.5.3-0.1により追加・拡張した機能および詳細については、リリースノートをご覧ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/support/
※1 AMF (Autonomous Management Framework)…ネットワーク全体を一元管理し、設計・導入・保守コストを大幅に削減する当社独自の統合管理ソリューションです。
※2 AMF Plus…ネットワークとAI・MLを連携し機器情報を収集・可視化する機能強化しました。また、運用管理を自律最適化し、安定した接続とセキュリティを確保。管理者の負担を軽減します。
※3 EPSR…イーサネットリングプロテクション機能であるEPSR(Ethernet Protected Switched Ring)は、リング構成のネットワークに特 化した、レイヤー2のループ防止・冗長化機能です。トポロジーをリング構成に限定し、各スイッチの役割をあらかじめ固定することにより、障害の検出と経路の切り替えをより高速に行います。
※4 RIP…比較的小規模なネットワーク用に設計されたシンプルなダイナミックルーティングプロトコルです。
※5 OSPF…Open Shortest Path Firstの略。中規模以上のネットワークでの使用を想定して開発された経路制御プロトコル。OSPFではネットワークをエリアと呼ばれる小さな単位に分割して、経路情報をエリアごとに管理します。
注) 記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
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<<製品に関するお問合せ先>>
TEL:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp
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アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp
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