2023年9月14日(木)オランダのマルク・ルッテ首相は、1940年に数千人ものユダヤ人を迫害と死から救った功績から、在リトアニア・カウナスオランダ名誉領事であったヤン・ズワルテンダイク氏(1896~1976)に、人道的行為を讃える勲章、“Medal for Acts of Humanity”を授与しました。メダルが贈られたのは、ズワルテンダイク氏の2人の子供たち、エイディス氏(96歳)とロブ氏(85歳)(長男のヤン・ジュニア氏は他界)。この日、2023年9月14日は、ヤン・ズワルテンダイクの47回目の命日でもありました。
【Medal for Acts of Humanity】
人道的行為を讃えるこの勲章は、戦闘以外の勇敢な行為に対して授与されるオランダで最も古く、最も重要な勲章とされており、勇気、リーダーシップ、自己犠牲によって顕著な人道的行為を行った個人に授与されます。この勲章は1822年(201年前)にウィレム1世によって創設されました。