~2030年までに国内店舗の顧客サービスで使用するプラスチック使用量を70%削減~
PPIHグループ店舗では、ポスターを掲示し、お客さまにご協力を呼びかけている
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、代表取締役社長CEO:吉田直樹、以下 PPIH)は、2023年11月1日より、国内店舗においてプラスチック製使い捨てスプーンおよびストローの無料配布を廃止します。そして、環境に配慮した素材のものに変更し、有料で提供を始めます。本取り組みにより、年間約35トン相当のプラスチック削減を見込んでおり、気候変動や海洋プラスチックごみ等の環境問題解決に貢献します。
プラスチックごみの燃焼時に発生する温室効果ガスが引き起こす気候変動や、海洋プラスチックごみ等の環境問題は日々深刻化しています。これら環境問題の解決に努めることは当社の社会的責任であり、事業成長にも必要なものと考え、ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ等の国内店舗において、スプーンやストロー、レジ袋等の顧客サービスで使用するプラスチック使用量を2030年までに70%削減することを目標に設定しました。
プラスチック製使い捨てスプーンおよびストロー配布の廃止について
■開始時期:2023年11月1日
■対象店舗:ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ等PPIHグループ国内店舗
■素材の変更:プラスチック製のスプーンおよびデザートスプーンの配布を廃止し、それぞれを木製のものに変更。プラスチック製のストローの配布を廃止し、紙製に変更。
■価格の変更:各3円に変更(税込)
※箸はこれまで通り無料で配布します。
※プラスチック製フォークの配布は廃止し、代わりに箸を提供します。
【PPIHグループ目標】
2030年までに、スプーンやストロー、レジ袋等の顧客サービスで使用する使い捨てプラスチックを70%削減
※2019年度比、国内リテール法人
サステナビリティ委員会 委員長メッセージ
早川 馨爾(けいじ) 執行役員
サステナビリティ委員会 委員長
当社グループでは、環境・社会課題の解決と事業成長を両立させながら持続可能な社会の実現をめざしています。部署横断的に組織されたサステナビリティ委員会の下、CO2排出量やプラスチック使用量の削減、サプライチェーン・マネジメント等のさまざまなことに取り組んでいます。サステナビリティの取り組みも、当社らしいやり方で成果を上げていきたいと思っています。
スプーンやストローの素材変更・有料化を、ご不便に思われるお客さまもいらっしゃるかもしれません。しかし私たち一人ひとりが、使い捨てプラスチックの使い方を見直すことが、地球環境を守るため必要です。少しずつ、できることから一緒に始めましょう。