株式会社朝日広告社(本社:東京都中央区/代表取締役 社長執行役員:福地 献一)は、予防医療におけるヘルスケアマーケティングの支援に注力しています。
この度、全国20~70代男女2,400名を対象に「ASAKOヘルスケア調査」を実施し、予防対策実践の割合・その部位や健康意識、利用商品・サービス等について聴取しました。
さらに、調査の各質問から健康意識に関する共通の因子を抽出し、それをもとに生活者を7つの「ASAKO健康意識クラスタ™」に分類。当社独自の、予防対策を促す「17のヘルスケアドライバー™」を活用し、各クラスタを刺激するインサイトの発見も行いました。
■調査結果のサマリーとポイント
- からだや心の不調の予防や対策の実施率は全体で6割弱。
また、健康にかかわる商品・サービスの今後利用意向は3割半ばに留まっている。
- 弊社定義により、生活者を7つの健康意識クラスタに分類。
クラスタごとに主に「運動」「食事」「サービス利用」において違いが見られた。
- 弊社独自の、予防対策を促す「17のヘルスケアドライバー™」に対する共感度等を調査した結果、各クラスタで有効なスイッチの違いが明らかに。適切なインサイトを刺激することで、行動や商品・サービスの利用を促す可能性が発見された。
予防対策を促す「17のヘルスケアドライバー™」
「共感度の高い」「はじめるきっかけとなる」「習慣化する」TOP3
■「ASAKOヘルスケア調査」から導いた7つの「ASAKO健康意識クラスタ™」
健康意識に関する調査項目の因子を抽出しクラスタ化。全部で7つのASAKO健康意識クラスタ™に分類、分析することで様々な知見を得た。
- 各クラスタで平均年齢や性別の傾向の差に加え、食事・運動・サービス利用に違いが見られた。
- 予防対策の実践率と実践箇所、不調の有無と不調の箇所について、各クラスタ間で傾向が大きく異なっている。一例として「商品・サービス活用派」は、全クラスタ中健康度は2位で、不調箇所も多くないため予防対策実践率は中程度だが、健康商材やサービスへの関心は突出して高くなっている。
- 各クラスタを刺激する「予防行動を促すインサイト」の違いも浮き彫りになった。
- 同時に、予防対策を促す「17のヘルスケアドライバー™」への共感度もクラスタ毎に調査した。
【クラスタのご紹介 「商品・サービス活用派」クラスタシート】
全7クラスタ中17.7%を占める最多層。平均年齢は2番目に若く、からだの不調箇所が多くないためか、予防対策実践率も高くはない。しかしながら、「新しい商品・サービスをいち早く試したい」タイプであり、その傾向は健康商品・サービスにも当てはまる。この層の健康行動を刺激するインサイトは”新しいテクノロジーや体験ができる”が有効。関心がある商品・サービスは「腸内フローラ検査」や「遺伝子検査サービス」など。
他のクラスタシートも「ASAKOヘルスケア調査報告書」でご提供いたします。