去る11月12日(火)から17日(日)、メキシコで開催された第57回「SCORE BAJA 1000(スコア・バハ1000、以下BAJA 1000)」において、TOYO TIRE株式会社および米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.より当社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給、サポートしたAlan Ampudia(アラン・アンプディア)選手チームが3位に入賞し、「SCORE World Desert Championship」の最上位クラスであるSCORE Trophy Truck部門で年間チャンピオンの栄冠を手にしました。同じくタイヤサポートを行なった「TEAM JAOS」がStock Full Size部門で、Gustavo Vildosola Sr.(グスタボ・ヴィルドソーラ・シニア)選手チームがSCORE Trophy Truck Legends部門で、それぞれクラス優勝を果たしましたのでお知らせいたします。
(左:Alan Ampudia選手の参戦車両 右:TEAM JAOSクラス優勝ゴール時の様子)
「SCORE World Desert Championship」の最終戦(全4戦)であるBAJA 1000は、山岳地帯や砂漠地帯などの荒れた路面を昼夜通して走破することから、世界屈指の過酷なオフロードレースとして知られています。本レースでは、「OPEN COUNTRY」の優れた耐久性と悪路走破性が当社サポート選手チームの走行を支え、最上位クラスのSCORE Trophy Truck部門でTavo Vildosola(タボ・ヴィルドソーラ)選手チームが2位、Alan Ampudia選手チームが3位と上位に入賞しました。また、当社と戦略的パートナーシップを締結しているSUV・四輪駆動車用総合パーツメーカーの株式会社ジャオスのレースチームで、能戸知徳選手がドライバーを務める「TEAM JAOS」は、昨年の雪辱を晴らし、見事クラス優勝を達成しました。
Alan Ampudia選手は、「今シーズンは年間を通して好成績を収めることができたので、年間チャンピオンという大きなタイトル獲得につながったと思います。TOYO TIREからのサポートの力は大きいと感じています。来年も更なる活躍ができるよう今から準備を進めていきます」と年間チャンピオン達成の喜びと来年に向けた抱負を語りました。また、能戸知徳選手は、「今大会は例年以上にチャレンジングな路面やセクションが多く、厳しい条件でしたが、タイヤとマシンにトラブルはなく、約29時間に及ぶロングドライブを走り切ることができました。OPEN COUNTRYの優れた性能を改めて実感しました」とレースを振り返りました。
当社は、過酷な環境下で行なわれるオフロードレースへの参戦で得られた経験をピックアップトラック/SUV向けタイヤの製品開発にフィードバックして性能を磨いています。今後もレースを通じて得た知見を商品開発に生かし、より高性能・高品質で魅力的な製品をグローバルにお届けしてまいります。
■OPEN COUNTRYシリーズ
OPEN COUNTRYシリーズはSUVをターゲットとした当社の主力ブランドです。当社は国際的なレースにて、OPEN COUNTRYを装着した車両で数々の優秀な成績を修め、耐久性能や耐外傷性を高い次元で磨いてきました。特に大型SUV車両が抜きんでて普及している北米では、それらの高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインが高く評価されています。
また、国内ではタイヤ側面の商品名とブランドロゴを白文字で立体的に表記したホワイトレターの商品も展開しています。
詳しい商品情報はこちらをご覧ください。
https://www.toyotires.jp/product/oc/