TOYO TIRE株式会社(本社:兵庫県伊丹市、社長:清水隆史)は、本日2026年度入社式を執り行ない、社長の清水より下記のとおり、訓示を行ないましたのでお知らせいたします。
ご入社、誠におめでとうございます。
当社は2021年より「中計’21」に沿って事業を推進し、昨年、その5年間の計画を終了しました。2020年に世界がコロナ禍に見舞われ、21年、22年あたりは皆さんの学習環境も十分ではなかったと想像します。グローバルに事業を展開している当社も想定外の事態に身を屈めざるを得ませんでした。そうした中、変化に対して柔軟かつ迅速に対応することを掲げていた当社は変転する時局を一つひとつ乗り越えてきました。
今、世界的にインフレが継続し、通商政策の変更や中東紛争を含めた地政学リスクが経済活動にストレスをかけ、企業体力を消耗させる状態が続いています。労働人口が減少する一方でAI活用の進展が交錯する途上にあり、この先、産業構造が入れ替わるようなうねりに直面することも想定に入れておく必要があります。劇的な変化が加速し続ける激動の時代に、皆さんは社会への一歩を踏み出しました。
本年は新たなスタートの年。新たな5か年の中期経営計画「中計’26」が始まります。この新しいステージの上で将来に向けたさまざまなチャレンジを行なっていきます。当社は業界屈指の経営スピードを体現し、TOYO TIREらしい独自性を追求していきます。皆さんはともに計画を遂行していただくプレイヤーの一人になります。その皆さんに二つ、お伝えしたいと思います。
一つめは、「原理原則を大切にする」ということです。これは私自身が仕事人生において大切にしてきたことです。判断に迷ったり、すぐに正解がわからない場面で私は必ず物事の理に立ち返るようにしていました。複雑に覆い被さるさまざまな事情を剥がしてシンプルに捉え直すと、今、取るべき真理に行き着きます。何が正しいかということを追求するには勇気が必要ですが、考え抜けば原理原則に辿り着くことができます。皆さんも最初はわからないばかりでしょう。しかし、なぜそうなのかという原点を素直に捉え、納得、理解できるように心がけてもらいたいと思います。原理原則を知ることは将来にわたって判断や行動の基軸になり、皆さんにとって極めて大事な入り口となるからです。
もう一つは、「謙虚に学び、自律的に行動する」ということです。一人ひとりの役割や立場は異なりますが、さまざまな分野の専門性を持つ人材がその知識や経験を組み合わせてこそ、より良い製品やサービスを生み出すことができます。どれほど優れた個人も一人でできることには限界があり、部門を越えて互いの立場を理解しながら協力する。その連携が業務の質を高め、会社全体の力になります。当社の持ち味は、各機能組織がしっかりギアを噛み合わせて連携し、他社にはない価値を生み出すことです。そのため相手と誠実に向き合い、学ぼうとする謙虚さが重要です。小さな約束をしっかり守り、自律的に果たし、信頼を重ね、そして互いに尊重し合い高め合う。一人ひとりの行動、一つひとつの仕事が強いチームをつくり、組織を動かす力になります。自ら謙虚に学び、自律的に行動していくことを期待しています。
本年は、次なる100周年に向けた新たな20年の始まりの年でもあります。20年後、皆さんは自身の仕事のプロフェッショナルとして、組織を牽引するリーダーとして、最前線でTOYO TIREグループを支えていただいているはずです。ぜひ、そのような気概を持って頑張っていただきたいと思います。
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以 上