東京農業大学と株式会社ANA総合研究所が連携に関する基本協定書を締結 ~教育・研究等で相互協力し、社会の発展と教養豊かな国際的人材育成に寄与~
本協定は東京農業大学と株式会社ANA総合研究所の人的・知的資源の交流と活用を図り、連携のもと教育、研究等の分野において相互に協力し、地方創生等の課題に向き合い、社会の発展と教養豊かな国際的人材育成に寄与することを目的としています。
締結式当日は基本協定書への署名が交わされ、代表者からそれぞれ挨拶が述べられました。
東京農業大学 学長の江口 文陽は「東京農業大学が来年、大学令としての『大学』昇格100年の節目を迎えるにあたり、協定校44校を含めたさらなるグローバル展開や、日本国内各地方の発展、地域創生への貢献に向けて東京農業大学には『食』をつなぐ使命がある中で、『翼』を持つANAグループと連携できることはとても重要。」と本協定締結への期待を述べ、株式会社ANA総合研究所の㓛刀 秀記 代表取締役社長は「2021年7月にPeach Aviation株式会社と東京農業大学が協定を締結して以降、ANAあきんど株式会社との取り組みも含めて、良い連携が継続できている。70年以上にわたり航空会社として蓄積してきたノウハウをもとに社会貢献や地域創生を活性化していきたい。」と今後の取り組みに向けた想いを語りました。
江口 文陽 学長(東京農業大学)
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さらにその後の鼎談では、「産学連携」「地域活性化」「ガストロノミー」といったトピックについて双方が大切にしている考えや活動実績の共有が行われ、会場に取材に訪れた報道関係者の皆さまに、今後の取り組みに関する展望を伝えました。
■基本協定書の概要
締結日 | 2024年12月11日(水) |
目 的 | 東京農業大学と株式会社ANA総合研究所の人的・知的資源の交流と活用を図り、連携のもと教育、研究等の分野において相互に協力し、「社会の発展と教養豊かな国際的人材育成」に寄与すること |
連携事項 | 以下に掲げる事業などについて連携し、協力します。 (1)教育、研究、文化の発展・向上に関する相互支援に関すること (2)東京農業大学の学生及び教職員と株式会社ANA総合研究所の社員の相互交流に 関すること (3)東京農業大学の人材育成・キャリア形成に資する支援に関すること (4)東京農業大学の学生及び教職員の研究成果・活動を株式会社ANA総合研究所の 業務に生かすこと (5)地域社会の発展・活性化に関すること (6)その他、相互に連携・協力が必要と認められること 上記に掲げる事業などの具体的な実施に関しては、別途協議の上行う。 |
■東京農業大学とANAグループの交流実績
・ANAグループとの連携強化推進の第一段階として、2021年7月にグループ企業であるPeach Aviation株式会社との間に包括連携協定を締結し、地域の活性化や産業振興等への貢献、さらに将来を担う人材の育成を目的とした活動を実施してきました。 |
・ANAグループで航空運送事業を担う全日本空輸株式会社との連携活動の一環として、2022年4月より客室乗務員1名が東京農業大学の学長室職員として出向し、学長室運営業務に加えて航空会社の知見と大学教育を繋ぐ役割を担っています。 |
・2023年11月には、ANAグループでセールスおよびマーケティング部門を担うANAあきんど株式会社との共催により、東京農業大学 産学官・地域連携HUBシンポジウム「地域のオモシロイをつなぐ ~東京農業大学とANAがとどける日本の魅力・もの・こと・想い~」を開催しました。本シンポジウムではANAの客室乗務員「ANA SHONAI BLUE Ambassador」による地域創生事業や東京農大ブランド構想を紹介し、地域の魅力発見、発信、付加価値の創造などについてANAと東京農業大学の役割や可能性を確認しました。 |
・2024年11月15日には、世田谷キャンパスにて国際食農商品戦略論の特別講師として株式会社ANA総合研究所の森 健明 副社長による組織マネジメント・ブランディングに関する講義を開催。2024年12月13日には東京農業大学の北海道オホーツクキャンパスにて経営組織論の特別講師として同様の講義が開催予定となっています。 |
■東京農業大学(Tokyo University of Agriculture)
設 立:1891年
所在地:東京都世田谷区桜丘1丁目1番1号(世田谷キャンパス)
URL:https://www.nodai.ac.jp/
■株式会社ANA総合研究所(ANA Strategic Research Institute Co., Ltd.)
設 立:2006年
所在地:東京都港区東新橋1-5-2汐留シティセンター
URL:https://www.anahd.co.jp/group/ari/