「感性AIアナリティクス」のユーザーインターフェースを大幅刷新した最新バージョンをリリースしました
本サービスは、商品の「ネーミング」の音の響きや「キャッチコピー」、「パッケージデザイン」の印象を、消費者データを学習したAIが瞬時に分析・可視化するマーケティングソリューションです。感性価値は、デジタル化が進む現代社会において、従来の価値軸(機能・品質・価格)に次ぐ新たな価値軸として注目されており、企業やブランドの競争力を高める重要な要素となっています。新商品開発時や既存商品リニューアル時のマーケティング業務において、本サービスにて消費者の感性価値を定量化することで、市場調査コストの大幅な削減や意思決定の根拠付けに寄与し、業務効率化・推進に貢献します。
今回のバージョンアップでは、操作性や視認性が大きく向上するとともに、機能を最適化したことで、データ分析の利便性も高まりました。また直近では、インターネット上の記事をAIが自動で収集し、日々のニュースやトレンドの動向を瞬時に把握できる「ニュース分析機能」や口コミやアンケートを解析する「テキストマイニング機能」を搭載し、マーケティングのあらゆるフェーズでご利用いただける、多機能集約型のマーケティングソリューションとして着実に進化しています。
今後も当社は感性価値の観点から国内企業の人間中心設計に基づくものづくりを支援し、デザイン経営の促進を図ることで、日本の産業振興に貢献してまいります。
詳細は下記のとおりです。
1.最新バージョンの主な特長
(1)ユーザーインターフェース(UI)の刷新
従前のバージョンと比較して、全体的に洗練されたUIデザインと操作性の向上を実現しました。ビジネスユースに考慮し、カラーパレットをモノトーン調に刷新し、視認性を強化しました。また、分析作業におけるスクロール頻度を低減させるために、サイドメニューに機能ボタンを集約しました。これにより、ユーザーにより快適な体験を提供できるようになりました。
(2)機能の最適化
①評価データの出力
感性評価結果として表示されるグラフの画像や、評価結果の詳細レポートをワンクリックで出力できるようになり、ユーザーの社内説明資料としてより活用しやすくなりました。
②プロジェクト管理機能の改善
感性評価におけるプロジェクト管理機能について、同一プロジェクト内に保存した複数の評価結果を比較できるようになったほか、複数の評価結果をまとめて同一プロジェクトに保存することも可能になりました。これにより過去に評価したデータがより簡単に参照できるようになり、より効率的な分析を実現します。
③その他新機能の搭載
感性評価結果のデータの並び順変更や表示尺度の反転など細かな新機能を搭載したことで、ユーザーのより精密な分析をサポートします。
2.マーケティングソリューション「感性AIアナリティクス」について
(1)サービス概要
ネーミングやキャッチコピーなどのテキストデータやパッケージの画像データをアップロードすると、AIがそれらの印象を定量的に評価します。さらに、ネーミングやキャッチコピーから連想される語彙を提示するほか、ネーミングや画像のどの要素が評価に最も大きな影響を及ぼしているかを解析することも可能です。また、自由記述形式のアンケートや口コミなど膨大なテキスト情報を分析するテキストマイニング機能や、オンライン記事を収集してトレンドキーワードを表示するニュース分析機能も搭載されています。本ソリューションを利用することでトレンドの把握から消費者コメントの精緻な分析、クリエイティブに対する感性評価に至るまで、マーケティング業務を包括的に推進することが可能になります。
≪ポイント≫
●感性価値向上を推進する革新的クラウドサービス
消費者の消費行動に働きかけやすい「感性価値」を定量化することにより、新商品開発時や既存商品リニューアル時のブランディング・販促業務を支援します。これまでデザイナーやコピーライターの経験や勘に頼ってきた顧客の感性に響かせる訴求力向上を推進します。
●マーケティングにおけるDX推進
感性情報をAIにより定量化・可視化、分析することで、消費者の印象調査等の市場調査の回数を減らし、クリエイティブやキャッチコピーの選定までにかかるコストや期間を軽減・業務効率化推進に貢献します。
●確かな信頼性
社会的にも感性価値に焦点を当てた取り組みが評価され始めており、昨年、当サービスは総務省後援の「第18回ASPICクラウドアワード」においてAI部門総合グランプリを受賞いたしました。
(2)料 金
※別途初期導入費用が1プランあたり5万円かかります。
(3)ご利用方法
ご利用をご希望のお客様は、下記のお問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
(4)お客さまのお問い合わせ先
感性AI株式会社
事業部 TEL.042-444-6761 Mail:sales@kansei-ai.com
以 上
【参考】感性AI株式会社の概要
1.商 号 感性AI株式会社
2.本店所在地 東京都調布市小島町1丁目1番地1 UECアライアンスセンター309号室
3.主要業務
①ソフトウェアおよびシステムの企画・開発・保守・販売・ライセンス販売、
コンサルティング業務
②商品およびサービスの企画・開発・マーケティング・販売のコンサルティング業務
③ソフトウェアおよびシステム開発の受託
国立大学電気通信大学坂本研究室で長年培った、言葉と五感・感性との関係性に着目した応用範囲の広い特許技術・知財、心理・分析データ、ノウハウに、深層学習(ディープラーニング)、機械学習などのAI関連技術を融合させ、ものづくりやウェルネスの分野におけるさまざまな課題・ニーズに合わせた最適な感性活用のソリューションを提供しています。
人は、感性(=様々なモノ・コトを見る / 触る / 味わうなどして五感で知覚し感じる能力)で感じとったモノ・コトの印象(質感、味わい、など)を、言語の情報(例:「さらさら」「とろり」などの擬音語・擬態語=オノマトペ)で表現します。感性AI株式会社では、この人の感性に結びつく様々な言語をはじめ、文章や画像などあらゆる情報の感性情報を人工知能(AI)により定量化する「感性評価AI”Hapina”」をコア技術としています。
4.資本金 4,500万円
5.代表者 代表取締役 秋山 正晴
6.設立登記 2018年5月25日
7.事業に関するお問い合わせ先(相談・業務依頼)
感性AI株式会社 Mail:sales@kansei-ai.com