~わくわくビレッジを起点とした周辺施設への移動課題を解決~
京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:都村 智史、以下「京王電鉄」)は、合同会社Limot(本社:広島県広島市、代表取締役社長:香西 俊吾、以下「Limot」)と連携して、
8月25日(月)から、東京都八王子市の「高尾の森わくわくビレッジ」(以下、「わくわくビレッジ」)にて、電動アシスト自転車の無人レンタサイクルサービス「Limot レンタサイクル(以下、本サービス)」を導入します。
Limotは、全国で約2万人の会員を抱える、無人でモビリティの貸出・運行管理ができるプラットフォームを有しており、エリア特性に応じて複数種類のモビリティから最適な交通手段を提案することが可能です。
本サービスの導入を通じて、わくわくビレッジ利用者の周辺施設への回遊性向上や買い出しニーズの充足を目指します。
なお、本取り組みは、東京都が実施する「Be Smart Tokyo(東京都スマートサービス実装促進プロジェクト)」に採択されており、スマートサービス実装促進事業者である株式会社eiiconの支援を受けて実施します。
【本件のポイント】
①宿泊型社会教育施設「高尾の森わくわくビレッジ」にて、モビリティサービスを提供するLimotと協働し、8月25日(月)からレンタサイクルサービス「Limot レンタサイクル」を導入。駐輪場スペースを活用して、電動アシスト自転車を2台設置し、レンタサイクルの無人運営を実施。
②施設側の視点でも、鍵の貸出や、運行管理業務を無人化することで、限られた運営リソースに影響を与えることなく、新サービスの導入が可能。
③本サービスを通じて、わくわくビレッジ利用者の周辺施設への回遊性向上や買い出しニーズの充足による利便性向上を目指す。
1.「Limot」を活用したレンタサイクルの導入について
(1)目的および背景
合同会社Limotは、「移動の目的と手段を提供し地域の楽しさを発掘する」をコンセプトに、モビリティとガイドシステムを組み合わせ、モビリティシェアリングプラットフォームを提供しており、今回の取組では、施設利用者の移動課題解決に向けて、電動アシスト自転車のレンタサイクリングサービスを提供します。
わくわくビレッジでは、利用者から手軽に利用できる移動手段整備の要望はありつつ、モビリティをレンタルするためのスタッフ確保が課題になっていましたが、Limotの無人で貸出・運行管理可能なプラットフォームを導入することで、効率的な自転車の貸出が可能となります。
本サービス導入後は、初期段階で試行的に利用ニーズやユースケースの分析を行い、施設利用者により活用しやすい形での運用を模索する予定です。
(2)導入サービス名
Limot レンタサイクル
(3)サービス開始日時
8月25日(月) 13時
(4)設置場所・台数
高尾の森わくわくビレッジ 駐輪場・2台
(5)利用可能時間
7:30~18:00(最終受付17:00)
※8月25日(月)のみ13:00~
(6)利用料金
30分 400円(税込み)
60分 700円(税込み)
180分 1,800円(税込み)
※決済方法:事前に登録していただくクレジットカード決済となります。
(7)その他
・事故発生時は合同会社Limotにお問い合わせください。
2.お客さまのお問い合わせ先
合同会社Limot(代表) TEL:080-3163-2331(9:00~17:00)
【参考1】「高尾の森わくわくビレッジ」について
東京都のPFI事業により運営されている、都立八王子高陵高校の建物を再利用して作られた、宿泊可能な体験型学習施設です。緑豊かな環境の中、人々が自然とふれあいながら家庭や学校では体験できない学びの喜びを発見できる場を目指しています。ご家族での宿泊や学校・クラブの合宿、企業研修、スポーツ、キャンプなど、子どもから大人まで全ての方にご利用いただけます。地域に密着してきた京王グループと、青少年社会教育に貢献してきた東京YMCAグループが、ノウハウを活かし総力をあげて運営に取り組んでいます。
所在地:東京都八王子市川町55
アクセス:京王高尾線・JR「高尾駅」からバスで14分
ホームページ:
https://www.wakuwaku-village.com/
【参考2】合同会社Limotについて
代表者:香西 俊吾
所在地:広島市佐伯区五日市中央4丁目6-17
設立:2024年1月22日
URL:
https://www.limot.mobi/
事業概要:
①観光ガイド付きモビリティサービスの提供
②複数モビリティを一元的に、無人で貸出・管理可能なプラットフォームの提供
③移動データ取得・分析に特化したコンシェルジュサービスの提供
【参考3】「Be Smart Tokyo supported by eiicon」 について
東京都が推進する「Be Smart Tokyo」は、独創性・機動力にあふれるスタートアップ等への支援を通じて、都内全域をフィールドにスマートサービスを実装することで、都民の暮らしの利便性・QOL向上を目指す実装促進プロジェクトです。都民の暮らしの利便性・QOLを高める新しいサービスをスピーディに生み出すことを目的としており、「スマートサービス実装促進事業者」である株式会社eiiconの支援事業として本取り組みが採択されました。
※参考:東京都「Be Smart Tokyo」ホームページ
https://www.be-smarttokyo.metro.tokyo.lg.jp/