近年、企業のITインフラではリモートワークやクラウドサービスの活用が進む中、拠点間ネットワークの柔軟性やセキュリティの強化が重要視されています。特に中小企業や支社・営業所では、限られたリソースの中で効率的なネットワーク運用と安全な通信環境を確保することが求められています。

こうしたニーズにお応えするため、SD-WANルーターARXシリーズの新たなラインナップに、1G対応の「AT-ARX200S-GT」を追加しました。ARX200Sシリーズは本社と支社・工場間を結ぶ多拠点構成のエッジルーター、または支社・工場間を結ぶ広帯域拠点ルーターとして運用可能です。拠点間通信やクラウドサービス利用時の大容量通信に耐えうる性能と機能、通信の暗号化やフィルタリングといったセキュリティ機能を兼ね備えます。新しい働き方の生命線として安心・安全なネットワークインフラを支える製品です。

■ 簡単な管理機能と強力なセキュリティ機能を搭載
「AT-ARX200S-GT」は、直感的に操作できるWebベースの管理機能と、高度なセキュリティ機能を標準装備した次世代ルーターです。企業のネットワーク環境を守りつつ、効率的な運用を実現します。

【高度なセキュリティ機能で外部脅威から守る】
ゾーンベースで柔軟に設定できるステートフル・パケット・インスペクション型ファイアウォールを搭載。また、侵入防止システム（IPS）やURLフィルターなどを備え、あらゆる不正アクセスや攻撃を事前に検出し、防止します。さらに、特定の国からのアクセス、および特定の国へのアクセスを制御するGeoIP機能にも対応し、簡易的にセキュリティの強化が可能です。

【アプリケーションとWebアクセスの効率的な管理】
200種類以上のアプリケーションを識別できるアプリケーションコントロール（DPI）機能を搭載しており、必要なアプリケーションの帯域制御や優先度設定が可能です。さらに、Webコントロール機能により、約80種類以上のカテゴリーでアクセス制限ができるため、セキュリティ向上と業務効率の改善を支援します。