【東芝デジタルソリューションズ】自動運転システムの仮想検証サービスの共同開発に合意
～高度自動運転機能の検証基盤をグローバルに構築～
２０２５－４－２４
IAV GmbH
東芝デジタルソリューションズ株式会社
IAV GmbH
東芝デジタルソリューションズ株式会社
自動運転システムの仮想検証サービスの共同開発に合意
～高度自動運転機能の検証基盤をグローバルに構築～
～高度自動運転機能の検証基盤をグローバルに構築～
IAV GmbH（本社：ドイツ ベルリン州、CEO：Jörg Astalosch、以下 IAV）と東芝デジタルソリューションズ株式会社（本社：神奈川県川崎市、取締役社長：島田 太郎、以下 東芝デジタルソリューションズ）は、自動運転システム（AD注1/ADAS注2）の仮想検証サービスの共同開発に合意しました。
近年、自動車業界では、自動運転やコネクテッド化が急速に進み、システム開発が高度化・複雑化しています。このような先端的な自動運転システムの開発は、自動車メーカーが単独で行うのではなく、部品サプライヤやエンジニアリングサービスプロバイダーと共同で開発を行うケースが増えています。また、自動運転システムの走行試験は、実車を使った試験だけで安全性を担保することはできず、走行環境、周りの車両や歩行者などの条件が異なる膨大な種類のテストシナリオを準備しシミュレーションを行う仮想検証手法が広く用いられています。このテストシナリオの作成には、AI技術、特に近年注目を集めている生成AIを活用して自動作成することも期待されています。
一方で、自動車の安全性を第三者評価するためのNCAP注3が世界各国・地域で定められていますが、各NCAPでもシミュレーションを活用した仮想認証試験（Virtual Homologation）の段階的な導入が発表されています。仮想認証試験の国際的な普及に向け、業界共通ルールや標準規格の早急な策定と、それらをもとに検証を行うことができる共通基盤の整備が不可欠となっています。
このような中、両社は今回の合意に基づき、自動車システム開発のエンジニアリングサービスを提供する代表的なグローバル企業であるIAVが開発した生成AIによるテストシナリオ生成ソリューション「Mela」と、東芝デジタルソリューションズが提供する分散・連成シミュレーションプラットフォーム「VenetDCP」を組み合わせて、世界最先端の自動運転システム仮想検証サービスの共同開発とグローバル展開を目指します。さらに、高度自動運転機能（レベル3注４以上）に関する将来の国際認証および認証プロセスの共通ルールと共通基盤作りを、両社が参画する国際コンソーシアムの活動を通して共同で推進していきます。
両社は本取り組みの詳細を、5月13日と14日にベルリン・コングレスセンター（BCC）で開催される「prostep ivipシンポジウム2025」において発表します。詳細は、以下をご覧ください。
https://www.prostep-ivip-symposium.org/en/（prostep ivipシンポジウム2025 公式サイト）
※講演：5月14日（水）14:35～15:05 (PLENARY HALL)
展示：ブース番号44
・IAV CSO Carsten Rinkaのコメント
東芝デジタルソリューションズ社とのパートナーシップは、自動運転の未来に対する深い技術的専門知識と共通のビジョンをもたらします。東芝デジタルソリューションズ社とともに、拡張性と安全性に優れた、そして国際的に通用する検証ソリューションの基盤を築いていきます。
・東芝デジタルソリューションズ 取締役 甲斐 武博のコメント
両社はこれまでも、IAVのAIシナリオ作成ソリューション「Mela」と東芝デジタルソリューションズのVenetDCPを組み合わせ、AD/ADASを仮想検証するサービスのユースケースの開発に向けパートナーシップを確立してきました。この度IAV社との戦略提携を発表できることを大変嬉しく思うとともに、この提携が次世代の仮想認証試験の発展と普及を加速していくものと確信しています。
*1：AD
Autonomous Driving（自動運転）。
*2：ADAS
Advanced Driving Assistance System（高度運転支援システム）。
*3：NCAP
New Car Assessment Program（新車アセスメントプログラム）。
*4：高度自動運転機能 レベル３
自動運転は自動化のレベルにより５つのレベルに分類されレベル１～２は「運転支援」と位置付けられ、システムが判断・制御する「自動運転」はレベル３以上となっています。
分散・連成シミュレーションプラットフォーム「VenetDCP」
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/manufacturing-ict/venetdcp.html
＊VenetDCPは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本における登録商標または商標です。
＊その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
＊本プレスリリースに記載されている内容、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。
これらの情報は予告なしに変更される場合があります。
＊東芝デジタルソリューションズ株式会社は株式会社東芝の１００％子会社です。
近年、自動車業界では、自動運転やコネクテッド化が急速に進み、システム開発が高度化・複雑化しています。このような先端的な自動運転システムの開発は、自動車メーカーが単独で行うのではなく、部品サプライヤやエンジニアリングサービスプロバイダーと共同で開発を行うケースが増えています。また、自動運転システムの走行試験は、実車を使った試験だけで安全性を担保することはできず、走行環境、周りの車両や歩行者などの条件が異なる膨大な種類のテストシナリオを準備しシミュレーションを行う仮想検証手法が広く用いられています。このテストシナリオの作成には、AI技術、特に近年注目を集めている生成AIを活用して自動作成することも期待されています。
一方で、自動車の安全性を第三者評価するためのNCAP注3が世界各国・地域で定められていますが、各NCAPでもシミュレーションを活用した仮想認証試験（Virtual Homologation）の段階的な導入が発表されています。仮想認証試験の国際的な普及に向け、業界共通ルールや標準規格の早急な策定と、それらをもとに検証を行うことができる共通基盤の整備が不可欠となっています。
このような中、両社は今回の合意に基づき、自動車システム開発のエンジニアリングサービスを提供する代表的なグローバル企業であるIAVが開発した生成AIによるテストシナリオ生成ソリューション「Mela」と、東芝デジタルソリューションズが提供する分散・連成シミュレーションプラットフォーム「VenetDCP」を組み合わせて、世界最先端の自動運転システム仮想検証サービスの共同開発とグローバル展開を目指します。さらに、高度自動運転機能（レベル3注４以上）に関する将来の国際認証および認証プロセスの共通ルールと共通基盤作りを、両社が参画する国際コンソーシアムの活動を通して共同で推進していきます。
両社は本取り組みの詳細を、5月13日と14日にベルリン・コングレスセンター（BCC）で開催される「prostep ivipシンポジウム2025」において発表します。詳細は、以下をご覧ください。
https://www.prostep-ivip-symposium.org/en/（prostep ivipシンポジウム2025 公式サイト）
※講演：5月14日（水）14:35～15:05 (PLENARY HALL)
展示：ブース番号44
・IAV CSO Carsten Rinkaのコメント
東芝デジタルソリューションズ社とのパートナーシップは、自動運転の未来に対する深い技術的専門知識と共通のビジョンをもたらします。東芝デジタルソリューションズ社とともに、拡張性と安全性に優れた、そして国際的に通用する検証ソリューションの基盤を築いていきます。
・東芝デジタルソリューションズ 取締役 甲斐 武博のコメント
両社はこれまでも、IAVのAIシナリオ作成ソリューション「Mela」と東芝デジタルソリューションズのVenetDCPを組み合わせ、AD/ADASを仮想検証するサービスのユースケースの開発に向けパートナーシップを確立してきました。この度IAV社との戦略提携を発表できることを大変嬉しく思うとともに、この提携が次世代の仮想認証試験の発展と普及を加速していくものと確信しています。
*1：AD
Autonomous Driving（自動運転）。
*2：ADAS
Advanced Driving Assistance System（高度運転支援システム）。
*3：NCAP
New Car Assessment Program（新車アセスメントプログラム）。
*4：高度自動運転機能 レベル３
自動運転は自動化のレベルにより５つのレベルに分類されレベル１～２は「運転支援」と位置付けられ、システムが判断・制御する「自動運転」はレベル３以上となっています。
分散・連成シミュレーションプラットフォーム「VenetDCP」
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/manufacturing-ict/venetdcp.html
＊VenetDCPは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本における登録商標または商標です。
＊その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
＊本プレスリリースに記載されている内容、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。
これらの情報は予告なしに変更される場合があります。
＊東芝デジタルソリューションズ株式会社は株式会社東芝の１００％子会社です。
