京都産業大学神山天文台では4月4日(土)、同日夜に見ることができる皆既月食をより楽しんでもらおうと、短時間で月の様子が変わる謎に迫る「解説講座」を実施。その後、天文台屋上と前の広場を開放し、皆既月食観望会を行う。
月食とは、地球の影の中に月が入り込むため、満月だった月に太陽の光が届かなくなり、月が欠けて見える現象のこと。月の一部だけが欠けている現象を「部分食」、全部欠ける現象を「皆既食」と言う。4月4日(土)20時54分〜21時06分頃に皆既食となり、日本中からその様子を見ることができる。
同日、京都産業大学神山天文台では、なぜ月の様子が変わっていくのか、その謎を解説する講座を開催。講座の後は、神山天文台前の広場にて小型望遠鏡を用いた天体観望会、皆既月食観望会を実施する。また天文台屋上も開放し、見晴らしの良い場所でご覧いただける。講座で月の欠けていく仕組みを知り、また違った見方で皆既月食を楽しむことができる。
どなたでも参加可能、参加費無料で事前申込不要となっている。
■京都産業大学神山天文台 皆既月食解説講座・観望会
【開催日時】 2015年4月4日(土)
<解説講座> 17:30〜18:00
<天体観望会> 19:00〜20:30
<皆既月食観望会> 20:30〜21:30
【場 所】 京都産業大学神山天文台(603-8555京都市北区上賀茂本山)
【参加方法】 事前申込不要(直接お越しください)・参加費無料
【講 師】 中道 晶香 神山天文台主任研究員
【対 象】 どなたでもご参加いただけます
【その他】
メンテナンスのため、荒木望遠鏡での観望は実施しない。
天候が悪く、天体観望会が実施できない場合は、宇宙の3D映像上映(皆既月食編)を行う。
中学生以下の夜間のご来場については、保護者同伴のこと。
▼本件に関する問い合わせ先
京都産業大学 神山天文台
TEL: 075-705-3001/FAX:075-705-3002
(事務取扱時間: 月〜金8:45〜16:45、土曜日14:00〜20:00 ※休館日を除く)
【ニュース提供元】 大学プレスセンター
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