「アウティング」が性的マイノリティのメンタルヘルス悪化に関連することを解明
~性的マイノリティの9.3%が「アウティング」を経験~
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 臨床疫学研究部 金久保祐介博士研究員、松島雅人教授らは、本人の許可なく第三者に性的指向や性自認を暴露されてしまう「アウティング」が、性的マイノリティの人々のメンタルヘルスへの深刻な悪化と関連していることを明らかにしました。
性的マイノリティの人々は...
- 2025年06月20日
- 15:12
- 学校法人慈恵大学
~性的マイノリティの9.3%が「アウティング」を経験~
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 臨床疫学研究部 金久保祐介博士研究員、松島雅人教授らは、本人の許可なく第三者に性的指向や性自認を暴露されてしまう「アウティング」が、性的マイノリティの人々のメンタルヘルスへの深刻な悪化と関連していることを明らかにしました。
性的マイノリティの人々は...
~根治療法のない神経変性疾患モデルマウスの治療に成功~
東京慈恵会医科大学遺伝子治療研究部の松島小貴、小林博司、医学部看護学科の大橋十也らの研究チームは、臨床医学研究所の渡部文子、順天堂大学 大学院医学研究科脳回路形態学の日置寛之、JCRファーマ株式会社の薗田啓之らと共同で血液脳関門通過型の治療タンパク質を用いた遺伝性疾患のGM1ガングリオシドーシ...
~日本人リアルワールドデータを用いて調査~
東京慈恵会医科大学 医学部医学科5年生 高塚美郁子、臨床薬理学講座 志賀剛教授らは日本の医薬品副作用報告データベース(JADER)を用いて、22種類のH1抗ヒスタミン薬に関連する14の有害事象の報告件数と発症時期を後ろ向きに解析し、H1抗ヒスタミン薬で頻発する副作用の特徴を明らかにしました。
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〜スパイスの効果に男女差の可能性〜
東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座の鈴木慎助教と安保雅博教授らは、湖山リハビリテーション病院(静岡県)で山崎香辛料振興財団の支援を受け、スパイスとして広く用いられるクミン(Cuminum cyminum L.)の摂取が、性差を伴って体組成および脂質代謝に有益な変化をもたらす可能性があ...
― 質の高いケアを受けているほど、介護に対する肯定的な認識が高まる ―
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 臨床疫学研究部 松島雅人教授、富田詩織訪問研究員、青木拓也准教授らの研究グループは、在宅療養の高齢患者に提供される「多職種によるケア(医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャーなど)」の“質”が、家族介護者の介護への向き合い方に影...
~事前の救命講習受講と119番通報時の口頭指導で命と脳が守られる可能性が明らかに~
日本体育大学大学院博士課程の髙橋治花氏、東京慈恵会医科大学救急災害医学講座の田上隆教授、北野信之介助教らの研究グループは、関東地域の42病院が参加する大規模共同研究「SOS-KANTO 2017」のデータを用いて、病院外で心停止を起こした2,772症例について、近くにいた一般市民による心肺蘇生...
【研究の概要】 東京慈恵会医科大学 泌尿器科学講座 山本修太郎 医学系専攻 博士課程学生、木村高弘教授、腎臓再生医学講座 小林英司教授、東京大学泌尿器科学教室の木下善隆助教らの研究グループは、ホルマリン固定済みの移植検体を安全かつ実用的に輸送できる新たなプロトコルを開発しました。 近年...
東京慈恵会医科大学 医学部 野中 美希 特任講師、産業医科大学 産業生態科学研究所 後藤 元秀 助教、産業医科大学 医学部 丸山 崇 教授らの研究グループは、がん細胞を移植したマウスでは、本来夜行性である活動性が完全に逆転することを発見しました。 がん患者ではがんの進行に伴い睡眠障害を...
~異種間の移植でも腎臓が発育したことを確認~
東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科 森本啓太博士課程学生、山中修一郎助教、横尾隆教授らの共同研究グループは、げっ歯類において、胎仔注1腎臓を子宮内胎仔の体内に移植することに成功し、出生後に移植した胎仔腎臓が継続的に尿を産生することを実証しました。さらに、マウスの胎仔腎臓を別の子宮内のラット胎...
~胎仔腎臓の移植用臓器としての有用性を証明~
東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科の横尾隆教授、山中修一郎助教、木下善隆研究員らの研究グループは、東京慈恵会医科大学腎臓再生医学講座の小林英司教授、香川大学医学部形態・機能医学講座薬理学の西山成教授、北田研人助教らの研究グループと共同で、胎仔膀胱の癒合とホスト尿管への複数吻合を組み合わせた新規...