暑熱環境下の激しい運動から、子供の熱中症リスクゼロをめざす
ただ水分・塩分・冷やすだけじゃない。熱中症対策最先端の研究からの知見
大正製薬株式会社(以下、当社)は、名古屋グランパスアカデミーと共同で、アカデミーのコーチ・トレーナーに対して、熱中症のリスクゼロをめざす勉強会を実施いたします。名古屋グランパスアカデミーでは、暑熱環境がピークに達する前の4~5月に掛けて、アカデミーに通う子供の保護者98名に熱中症実態調査を実施しました。その結果、実に半数が、「これまで子供が軽度でも熱中症を発症したと感じられる」と回答。対策はされていますが、夏場は常にリスクがつきまといます。暑さから子供たちの健康を守るために、熱中症対策における最先端の研究から情報提供を行います。■令和7年4~5月 名古屋グランパスアカデミー調査対象:アカデミーに所属する子供の保護者98名
■令和6年 総務省 消防庁 「熱中症による救急搬送状況」
教育機関(小学校、中学校、高等学校等)と教育機関以外の搬送者数の割合は、搬送者数より算出
■開催概要
・日 時:2025年6月26日(木)14:30~15:30
・場 所:名古屋グランパスクラブハウス(トヨタスポーツセンター内)
・内 容:
ー夏の熱中症対策に向けて効果的に身体を冷やすアイススラリーのメカニズム
ー夏の運動時における効果的な熱中症対策
ー食事・睡眠など普段の生活で気を付けるポイント ほか
・講 師:大正製薬株式会社 商品開発部
「アイススラリー」は、液体と微細な氷の粒が混ざったシャーベット状の飲料で、体の深部体温を効率的に下げることができる新しい熱中症対策手段です。運動パフォーマンスの維持にも効果があるとされ、注目を集めています。
この技術は、広島大学の長谷川教授によって開発されました。教授は、1993年の「ドーハの悲劇」に衝撃を受け、「なぜ最後にバテてしまったのか」という疑問から運動生理学の道へ進みました。大正製薬と共同で行った研究では、アイススラリーの摂取により、暑熱環境下での深部体温の上昇抑制や注意力の維持が科学的に確認されています。
■暑熱環境下における運動後のアイススラリー飲用による身体冷却イメージ
(撮影協力:広島大学 長谷川博教授)
当日は、皆様にアイススラリーをご試飲いただけます。勉強会後には、アカデミーに所属するメンバーを早ければ16:45ごろから撮影することも可能です。
■名古屋グランパスアカデミーのメンバー