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名城大学(愛知県名古屋市、学長:野口光宣)は、2026年4月から外国語学部で2専攻制を導入し、理工学部では応用化学科と材料機能工学科を統合し、化学・物質学科を設置予定です。また2022年度に開設した情報工学部が2025年度に完成年度となり、大学院情報工学研究科も新たに設置予定です。
2026年に開学100周年を迎えるにあたり、教育・研究環境のさらなる充実を図ります。
1.外国語学部で2専攻制導入―「国際キャリア専攻」「国際英語専攻」
次世代の世界人材を目指し、視野と可能性を広げる「国際キャリア専攻」「国際英語専攻」の2専攻制を導入します。
外国語学部では開設以来、英語力を高め、新たな価値を創り出す「世界人材」の育成に取り組んできました。その学部理念を引き継ぎながら、より未来を見据えた学びへと深化させます。
国際キャリア専攻の特色
複数の言語を用いて創造的な協働環境を構築できる「グローバル・パイオニア」を育成。国内外の企業・団体での就業体験を通じて、複雑かつ多様な国内外の時事問題への理解を深め、世界を見据えたキャリアを切り拓く力を養います。留学や研修を含め海外で学ぶ機会が4年間で3回以上あります。
◆特色1:プロジェクトを通じて、コミュニケーション能力や問題解決能力を高める「少人数All-EnglishのPBL型英語学習 & 複言語学習」
◆特色2:1年次前期に全員必須でシリコンバレーの起業家精神とイノベーションを育む文化に触れる「プレ・キャリア研修」
◆特色3:オーストラリアやマレーシアなど海外の企業や団体での就業体験を通じて、グローバルなキャリア形成を後押しする「海外キャリア研修」
◆特色4:語学力を活用し、就業体験に取り組む「国内キャリア研修」
◆特色5:留学生とキャリアのアイデアを実践「キャリア・シミュレーション」
国際英語専攻の特色
自らの言葉で世界と対話・協力し、新たな価値を創り出す「グローバル・コミュニケーター」を育成。アクティブラーニングにより英語運用能力を磨き、実社会で必要とされる「英語力」と「実践力」、世界の人々と共に学び、グローバルな価値を創り出す「共創力」を養います。国際フィールドワークなど実践的に学ぶ機会を豊富に用意しています。
◆特色1:アクティブラーニングでより実践的な英語の運用能力を高める「少人数All-Englishの英語学習」
◆特色2:留学生と日本文化を共に学び、プレゼンテーションを通して発信力を高める「留学生共修プログラム」
◆特色3:英語圏の大学で13~16週程度の「セメスター留学」で実践的な英語を集中的に学ぶ
◆特色4:「英語で学ぶメディア」「英語で学ぶ情報科学」「英語で学ぶドラマ」など、専門的な知識とアカデミックな英語力を同時に修得する「英語で学ぶ専門科目」を開講
◆特色5:身に付けた英語力を活かして、海外の学生とグループを組み、国際共創力を高める「海外実践研修」
外国語学部で2専攻制導入の詳細はこちら
https://www.meijo-u.ac.jp/sp/foreign/new_department/
2.テクノロジーの最先端を学ぶ「化学・物質学科」を開設
ライフスタイルや価値観の多様化が進む現代において、持続可能な社会の実現はグローバルな課題となっています。
特に、再生可能エネルギーを有効に活用し、資源を循環させるための新たな材料の合成と応用は、「物質科学分野」における研究開発と人材育成の重要性を一層高めています。こうした背景を踏まえ、化学と物理学を融合した教育・研究体制の構築が、いま強く求められています。
このような時代の要請に応えるべく、理工学部では現在の「応用化学科」と「材料機能工学科」を統合し、2026年4月に1学科2専攻体制の「化学・物質学科」を新設する予定です。本学科には「応用化学専攻」「材料機能工学専攻」を設け、世界水準の研究を取り入れた教育を通じて、論理的思考力や応用力を備えた広い視野を持つ人材を育成し、"物質科学分野"で活躍する人材の輩出を目指します。
応用化学専攻の特色
「応用化学専攻」では、原子・分子レベルで化学物質を精密に設計・合成するとともに、その性質を解明し、社会や産業の発展に役立つ付加価値の高い化学物質を開発できる創造性豊かな人材の育成を目的としています。
◆特色1:原子や分子レベルから新たな物質を設計・合成する
◆特色2:基礎の上に積み上げる実験を重視した"実感教育"
◆特色3:多彩な分野に広がる進路。進路はメーカー・研究機関・教育機関・大学院など多岐にわたる。
材料機能工学専攻の特色
「材料機能工学専攻」では、技術革新を支える半導体・金属・高分子などの"先端材料"を対象に、物質の性質を科学的に理解し、それを自在に制御する力を育成します。基礎から応用まで体系的に学ぶことで、革新的な材料の創出に貢献できる人材を育てます。
◆特色1:技術革新の原動力である"材料"を総合的に学ぶ
◆特色2:基礎を重視しつつ、実験で"実感する"教育
◆特色3:多彩な進路と高い進学率。進路はメーカー・研究機関・大学院など多岐にわたり、約7割の卒業生が大学院へ進学
理工学部化学・物質学科の詳細はこちら
https://wwwmac.meijo-u.ac.jp/
3.大学院情報工学研究科を開設
4つの専修分野で、専門性を深める研究活動を行います。学部時代の専門分野を問わず、留学生や社会人の入学も歓迎。社会の情報技術へのニーズがますます高まる中、2022年に新設した情報工学部の学びをさらに発展させるため、大学院情報工学研究科修士課程を設置します。
本研究科では、4つの専修分野「フィジカルコンピューティング」「データエンジニアリング」「ヒューマン・メディア」「ネットワークシステム」のいずれかに所属しながら専門性を深める研究活動を行います。
◆特色1:国内外の学会発表や海外派遣を通じて国際的な視点を培う
◆特色2:大学院レベルの知識と技術を養う「アドバンスト・データサイエンス・AI」を開講
◆特色3:修士課程修了後は、情報サービス業や通信業、製造業、メディア産業など幅広い分野へ
▼本件に関する問い合わせ先
名城大学渉外部広報課
住所:名古屋市天白区塩釜口一丁目501番地
TEL:052-838-2006
FAX:052-833-9494
メール:koho@ccml.meijo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/