10年間で人口カバー率9割を突破、全国に広がるパートナーシップ制度を渋谷区とNPOが共同調査 最新の導入自治体・登録件数を発表
NIJI BRIDGE:https://nijibridge.jp/data/2500/
渋谷区ホームページ:https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/shisaku/lgbt/kyodochosa.html
「パートナーシップ制度」は、LGBTQなど性的マイノリティのカップルを、地方自治体が登録する制度。東京都渋谷区・世田谷区が2015年11月に全国で初めて開始してから今年の11月で10年。これまでに全国各地の自治体が制度を導入し、毎年の増加と合わせて渋谷区と虹色ダイバーシティが共同調査をしてきましたが、人口カバー率が9割を超え、全国に普及したことを背景に、渋谷区としても最後の調査発表となります。
◆人口カバー率9割を突破。5年間で導入自体数は10倍、登録件数は9.3倍に。
2025年5月31日時点の最新情報では、導入自治体数は530と人口カバー率で92.5%を達成。また登録件数は、9,836件となりました。調査を開始した2017年と比べて、導入自治体数は約88倍、登録件数は約102倍と拡大しています。特に直近の3年間の増加は著しく、導入自治体数:224(2022年)→530(2025年)と236%増加、登録件数:3,164件(2022年)→9,836件(2025年)と310%増加しています。
都道府県別のインフォグラフィックでは、下記の分類で色分けしていますが、昨年の調査で4つあった「制度のない県庁所在地・政令市」がついに2025年ではゼロになりました。
●人口カバー率50%未満の都道府県 ●人口カバー率50〜99%の都道府県
●人口カバー率100%の都道府県 ●制度のある県庁所在地・政令市 ●制度のない県庁所在地・政令市
※資料を引用する場合は「(c)渋谷区・認定NPO法人 虹色ダイバーシティ 2025」と明記して下さい。その他、商用利用や論文引用される場合は、下記ページをご覧ください。
https://nijiirodiversity.jp/contact/
◆本調査に関する両者のコメント
渋谷区長 長谷部 健
認定NPO法人虹色ダイバーシティ理事長 村木 真紀
◆本調査に関する記者説明会を6月30日(月)に実施
虹色ダイバーシティは、本調査に関するメディア向けのオンライン説明会を開催します。
当日は、代表の村木より調査内容や背景の詳細、および今後の動きや行政への提言を説明させていただきます。
【開催概要】
・日時:2025年6月30日(月) 13:00~14:00(受付10分前)
・形式:オンライン/後日アーカイブ
・登壇者:認定NPO法人虹色ダイバーシティ理事長 村木 真紀
・内容:調査内容や背景の詳細、自治体の課題、今後の動き、行政への提言など
ご希望の報道関係者様は、下記の取材申込フォームよりお申込みください。
・URL:https://bit.ly/0630_Niji_PRESS
■虹色PRパートナーについて
虹色PRパートナーは、特定非営利法人虹色ダイバーシティと株式会社プラップジャパンによる共同プロジェクトです。LGBTなどの性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくりのための調査・講演・コンサルティングなどを行う虹色ダイバーシティと、広報・PRの支援・コンサルティング事業を通して社会・文化の発展に寄与するプラップジャパンの強みを生かし、様々な企業や団体の、LGBTなどの性的マイノリティに関連するコミュニケーション上の課題を解決することで、よりよい社会づくりに貢献することを目指します。