【実践女子大学×主婦の友社】大学生が"見て・聞いて・発信"する産学連携プロジェクトが始動。企業のウェルビーイングを若い世代の目線で可視化──参加企業を募集開始!

実践女子大学

 実践女子大学(東京都日野市、学長:難波雅紀)は、株式会社主婦の友社(東京都品川区、代表取締役社長:大宮敏靖)のウェルビーイングサポートデスクと、実践女子大学の「実践ウェルビーイングプロジェクト(JWP)」を推進することを決めました。「企業のウェルビーイング(働く人の健康・幸福・働きがい)」をテーマに、産学連携による新プロジェクトの始動です。企業の職場環境を学生とともに考え、外部へ発信していくプロジェクトの参加企業の募集を開始します。Z世代の大学生のアイディアや雑誌『健康』による取材など、企業の魅力を多面的に伝える好機としても活用できます。 ■ イベントでの呼びかけは初。さまざまな企業とのコラボを期待  企業のウェルビーイングなサービスの提供を考えるイベント「主婦の友社『健康』presentsウェルビーイングサポートデスクカンファレンス」が6月18日、目黒セントラルスクエアであり、実践女子大学文学部国文学科の深澤晶久教授が、出席した企業に対し、学生と共にウェルビーイングに関する企業の悩みを解決していく同大の課外プログラム「実践ウェルビーイングプロジェクト(JWP)」への参加を呼びかけました。 これまでは、深澤教授の個人的つながりや実践女子学園社会連携推進室の企業開拓によって参加企業を募っていましたが、今回は初めて、イベントでの呼びかけを通して、参加企業を募りました。今秋から始まる後期のプログラムで、ウェルビーイングに関心を寄せるさまざまな企業とのコラボが期待されます。  イベントでは、深澤教授が、2021年から取り組むJWPについて説明しました。ウェルビーイングとは、戦後まもなく採択された世界保健機構(WHO)憲章の健康の定義の中に出ている言葉。「ウェル(良い)」と「ビーイング(状態)」という言葉がくっついたもので、直訳すると「幸福」となりますが、人それぞれが考えるウェルビーイングはざまざまであり、深澤教授は「実感できる豊かさ」ととらえているそうです。近年では、企業などでも関心が深まっており、「健康経営」や「人的資本経営」などの言葉も生まれ、「ウェルビーイングの言葉自体が確実に市民権を得てきている」と強調しました。  背景には、企業を取り巻く環境の変化があるとのこと。人口減少による人手不足は深刻になっており、今まで以上に企業は、従業員を大切にしなければ優秀な人材を集めることができなくなっているため、心身の健康や、やりがいを重視して職場環境を整えることが求められてきています。  JWPは当初20人の学生でスタート。しかし、昨年は学部学科を越え60人超が参加するようになり、学生と一緒に考える相手も企業や自治体、地域と拡大し、ウェルビーイングを先進的に取り入れている食品メーカーや海外の企業、地域の活性化に熱心な自治体、パラリンピックの卓球日本代表のスポーツ選手らと学生がワークショップを開き、自分にとってのウェルビーイングを考えてきました。その中で、文学部英文学科4年の吉山香佳さんはこのイベントで、「パラリンピックの卓球選手とウェルビーイングを一緒に考えた時には、いかなる環境下にあっても自分らしく生きることを訴えられていたことに感銘を受けました。これまでいろいろな角度からウェルビーイングを考えてたくさんのことを知る機会を得ました。今日、ご参加の企業の方々ともどんな角度からでも一緒に考えることができると思います」と話しました。最後に、深澤教授は「学生には無限の可能性があり、とても鋭い視点を持っている。これから社会に出ていく学生がどう活躍できるか、そのために企業がどう準備をすればよいか、お役に立てれば最高です」と締めくくりました。 ■ プロジェクトの特徴 学生が主体的に参加:企業訪問・対話・観察を通じて、Z世代ならではのリアルな声や学生ならではのアイディアをまとめます。 企業の魅力を社会に発信:雑誌『健康』および主婦の友社主催イベントにて、プロジェクトの取り組みをご紹介します。 未来の人材との接点創出:就職前の学生と交流し、企業文化や働く環境を直接伝えることができ、新たな発見のチャンスも。 ■ 実践ウェルビーイングプロジェクト(JWP) 実践女子大学がキャリア教育の一環として立ち上げたプロジェクト。企業、自治体、他大学など多様な機関との連携を重ねながら、ウェルビーイングについての理解を深めています。 実践ウェルビーイングプロジェクトHP: https://www.jissen.ac.jp/jwp/index.html 社会連携プログラムHP: https://socialcooperation.jissen.ac.jp/ ■雑誌『健康』とは 株式会社主婦の友社が発行している創刊50周年を迎えた季刊誌(3・6・9・12月発売)。「いつまでも健康で人生を楽しみたい」読者に愛され、あらゆる最新の健康情報を発信しつづけています。 ■ 募集要項 対象企業:業種・規模は不問。ウェルビーイングを大切にしている、または興味のある企業 募集期間:2025年7月2日(水)~8月22日(金) 企業のご協力ご相談内容: ・学生によるオフィス見学の受け入れ ・簡単な座談会・ヒアリングのご対応 ・主婦の友社イベントでのプレゼンテーションにてアドバイザーとしてご参加 ■ スケジュール 7月2日:ご協力企業・団体 募集開始 8月22日:募集締め切り 9月2日:雑誌『健康』秋号にて、本プロジェクトの紹介記事を掲載 9月下旬~:実践女子大学 後期 課外活動にて、プロジェクトスタート 12月2日:雑誌『健康』冬号にて、ご協力企業・団体とのプロジェクト進捗の様子などの紹介記事を掲載 2026年3月:主婦の友社主催イベントにて、最終プレゼンテーションを実施予定 【申し込み・お問い合わせ】 株式会社 主婦の友社 ウェルビーイングサポートデスク 担当:宇都宮 business@shufunotomo.co.jp ▼本件に関する問い合わせ先 実践女子大学 経営企画部広報課 住所:東京都渋谷区東1-1-49 TEL:03-6450-6837 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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