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京都産業大学(京都市北区/学長:在間敬子)の学生団体「LUNA NEST」4人は、近年、注目されるPMS(月経前症候群)や更年期症状など女性特有の健康課題について、教育機関から行動変容を促すことを目的に、学生・教職員向けの体験型セミナーを開催しました。
働く環境や制度の面から女性特有の健康課題を改善することを目的に啓発活動に取り組む京都産業大学の学生団体「LUNA NEST」は、生理痛やPMSなどの女性特有の症状を抱えながらも無理をして働かざるを得ない状況に着目し、株式会社ネクイノ※の協力を得て、学生主体で企画・運営した体験型セミナーを開催しました。参加者は女性の健康に関する知識を深め、言葉では伝えきれない部分を実際に体験しました。
当日は、約40人の教職員・学生が参加しました。
はじめに、学生団体「LUNA NEST」代表の加藤 大智氏による開催の挨拶があり、その後、株式会社ネクイノ所属の助産師 下青木 彩氏を講師に迎え、生理に関する基礎知識、生理痛やPMSのメカニズム、症状の個人差について解説が行われました。
講演後には生理痛疑似体験機器を使った体験を実施。体験した男性参加者からは「生理痛がこんなに痛いとは思わなかった」「こんな痛みが長く続くのはつらい」との感想が寄せられ、理解と共感が生まれる貴重な機会となりました。
また、生理用品の種類や特徴についても紹介され、製品の違いや使い方について学びました。参加者からは、「種類がこんなにあるとは知らなかった」「使い方を初めて知った」との声があり、それぞれの立場から女性の健康課題への理解を深め、身近なサポートのあり方を考える良い機会となりました。
学生団体「LUNA NEST」代表の加藤氏は、「ご参加いただいた教職員、学生の皆様には、より良い社会づくりのヒントとして活かしていただけたら嬉しいです!今後も、女性が安心して暮らせる社会に向けて、企業だけでなく教育機関や自治体にも理解を広める活動を続けていきます」と語りました。
「LUNA NEST」は、今後も女性の健康問題に関する啓蒙活動に取り組んでいきます。
※株式会社ネクイノ
医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年に創業した医療系スタートアップ企業。「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」をミッションに掲げ、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を創出しています。主な事業として、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」や、企業向け福利厚生サービス「スマルナ for Biz」、トイレの個室に生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービス「トレルナ」を運営しています。
2025年 創立60周年 Be Innovative. 京都産業大学
【2026年4月、新しい学びが誕生します。】
■文化学部
文化構想学科・文化観光学科・京都文化学科へ再編
■アントレプレナーシップ学環 新設
<関連リンク>
・株式会社ネクイノ【開催報告】 京都産業大学 学生主催の大学教職員・学生向けセミナーにて 助産師による講演と生理痛疑似体験を実施
https://nextinnovation-inc.co.jp/news/26f7Xjlo78ijdlv8o6cBLW
・女性の健康を守る学生の挑戦!社会課題への新たなアプローチで未来の働き方を切り拓く 女性特有の健康課題に関する体験型セミナーを開催
https://www.kyoto-su.ac.jp/wr-news/20250513_345_release_ka01.html
▼本件に関する問い合わせ先
京都産業大学 広報部
住所:〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
TEL:075-705-1411
FAX:075-705-1987
メール:kouhou-bu@star.kyoto-su.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/