【金沢工業大学 情報工学科4年生が開発】質問者の感情も機械学習で分析し、音声や表情で回答。進化したエージェント「AI沢みのり」を7月19日(土)・20日(日)オープンキャンパスで公開

金沢工業大学

金沢工業大学 AIラボ(所長:中沢実教授)が開発を進めている3D大学情報提供エージェント「AI沢みのり」(えーあいざわみのり)の進化系が、7月19日(土)・20日(日)に開催される金沢工業大学オープンキャンパスで公開されます。 金沢工業大学 AIラボ(所長:中沢実教授)が開発を進めている3D大学情報提供エージェント「AI沢みのり」(えーあいざわみのり)の進化系が、7月19日(土)・20日(日)に開催される金沢工業大学オープンキャンパスで公開されます。 質問者の感情も機械学習で分析し、それにあわせて「AI沢みのり」が音声や表情で回答するもので、デモンストレーションは23号館2階のAIラボ特設ブースで行われます。 これを機会にぜひ、最先端の3Dエージェントとのやりとりをお楽しみください。 進化した「AI沢みのり」について 「AI沢みのり」は、金沢工業大学について知りたいことを音声で質問すると、3Dの人型アバターが音声で回答してくれるAIエージェント。情報工学科4年の山本航輝さんが2025年3月末から開発を進め、2025年4月のオープンキャンパスで初公開されて以降、数々の技術的進化を遂げてきました。 主な進化ポイントは以下のとおりです。 ● 質問に対して機械学習ベースで感情分析を行い、感情にあわせた音声や表情で「AI沢みのり」が回答。 ● 4月の段階では質問者が質問を終えてからAIが回答を生成していたため、回答まで間があくのが課題だった。これに対して進化系は、ストリーミング技術を使い、リアルタイムに回答を生成。待ち時間を短縮させるとともに、ナチュラルかつ精度の高い音声での回答を可能とした。 ● リップシンキング(唇の動きで音声出力)は音量ベースから母音ベースに変更。より自然な唇の動きに。 ● 海外の方向けに日本語だけでなく英語にも対応。 ● 独自のアプリではなく、WEBベースで実現。スマートフォンにあわせたUI(ユーザーインターフェース)も開発した。将来的には一般的なスペックのPCや、スマートフォン、タブレットでの利用が可能に。 【開発を担当した情報工学科4年 山本航輝さんのコメント】 オープンキャンパスでは楽しみながら、大学の情報を知ってもられたらうれしいです。私自身、CirKitプロジェクトという情報系課外活動プロジェクトで活動してきました。金沢工業大学には夢考房プロジェクト以外にもさまざまな情報系プロジェクトが活動していることも知ってもらえるとうれしいです。卒業までに「誰でもどこでも使える」AIエージェントの完成を目指します。 【AIラボ 所長:中沢実教授のコメント】 山本君の取り組みは情報系企業でもまだ実現できていない分野です。さまざまな情報技術をキャッチアップして数ヶ月で実現させたのは、若い学生だからできたことだと思います。高校生のみなさんも、こんなものがあったらいいな、という夢があれば、金沢工業大学の情報工学科や知能情報システム学科にぜひ来てください。 ▼本件に関する問い合わせ先 金沢工業大学 広報課 担当:企画部 志鷹英男 住所:石川県野々市市扇が丘7-1 TEL:076-246-4784 FAX:076-248-7318 メール:koho@kanazawa-it.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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