国士舘大学 東京ヴェルディとスポーツ連携協定締結 -AEDを持ち観客を守る学生らがメディカルサポート 2025年は約20試合に派遣-

国士舘大学

学校法人国士舘(理事長・瀬野隆=東京都世田谷区)はこのほど、東京ヴェルディ株式会社とスポーツ連携協定を締結しました。本協定では、相互の連携・協力を通じて、学生教育や研究、地域スポーツクラブの発展に加え、持続可能なまちづくりおよび地域活性化への貢献に資することなどを目的として、知的資源や人的資源などの相互利活用を促進します。本協定に基づき、本学の医師や救急救命士、スポーツファーストレスポンダー(SFR)資格を有する学生などで構成される「メディカルサポートチーム」を東京ヴェルディのホームゲームなどに派遣し、観客の救護活動に当たるほか、AEDの啓発や救急救命講習などの取り組みをともに行う予定です。 ◆協定締結の背景  東京ヴェルディは、プロサッカーJ1リーグを戦う令和6年から、入場者数が1万人を超える試合が増加し、より一層「安心・安全」な試合観戦を観客に提供したいとの想いから、さまざまなスポーツ大会で救護活動の実績を持つ本学に協力を打診しました。本学はこれを受け、同年に依頼を受けた23試合でサポートを実施。この実績が評価され、今回の協定締結に至りました。 ◆国士舘大学メディカルサポートチームの活動について  本学では、医師・救急救命士・アスレティックトレーナーの資格を有する教員および救急救命士を目指す学生、本学独自資格であるスポーツファーストレスポンダー(SFR)の資格を有する学生から構成されるメディカルサポートチームを組織しています。本サポートチームは、観客の方々が安心してチームを応援できるような救護体制を構築しており、サッカーやバスケットボール、ラグビーなど過去3年にわたりサポート実績があります。会場では、チームの方々と連携し、体調不良者の早期発見・適切な応急手当を行っており、各スポーツ大会の「安心・安全」な大会運営に貢献しています。 ◆スポーツファーストレスポンダーについて  ファーストレスポンダーとは、急病や事故に直面した際に最初に救急処置を行うことができる人のことを指します。その中でも、スポーツ競技の試合や部活動において選手に発生した急性の疾病・外傷に対し、医療従事者、救急隊に引き継ぐまで初期対応・応急手当てを行う人のことをスポーツファーストレスポンダー(以下:SFR)と呼びます。本学では、SFRを認定資格として定め、スポーツ協議会指定クラブの指導者・部員を対象に講習会を開催するなどその養成に取り組んでいます。講習会では、ファーストエイドの重要性や救急対応時に必要な止血法など、実践を交えた講義が行われ、受講後にはSFRとして即時活躍できる体制が整っています。SFRは、サッカーやバスケットボール、ラグビーなど多くのスポーツ現場に待機し、選手のスポーツ傷害や観客の熱中症などに対応するなど、安心・安全なスポーツ現場の構築へ重要な役割を担っています。 ◆参考(国士舘大学ホームページ) 【東京ヴェルディ株式会社とスポーツ連携協定を締結】 https://www.kokushikan.ac.jp/news/003685.html 【スポーツファーストレスポンダー(SFR)講習会を実施しています】 https://www.kokushikan.ac.jp/news/003419.html  ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人国士舘 理事長室広報課 松田 住所:〒154-8515 東京都世田谷区世田谷4-28-1 TEL:03-5481-3115 FAX:03-5481-5477 メール:kouhou@kokushikan.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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