【東洋大学】グリーン・デジタル社会の実現に向けた新学部『環境イノベーション学部』の特設サイトが7月24日にオープン ~環境社会問題を自分ごと化するきっかけづくりを目指したコラムも公開~

東洋大学

東洋大学(東京都文京区/学長:矢口 悦子)は、グリーン・デジタル社会※1の実現を目指す新学部『環境イノベーション学部』を2027年4月に開設します(設置構想中)。それに先立ち、特設サイトを2025年7月24日に公開します。特設サイトでは、高校生やその保護者の方に向け、新学部のプログラムから学びを通じて描ける将来の姿まで、分かりやすく紹介しています。さらに、今まさに地球上で起きている環境社会問題を“自分の視点”で考えるきっかけとなってほしいという思いから、環境社会課題に関するコラムも掲載します。 環境イノベーション学部 特設サイト https://www.toyo.ac.jp/env/ ■『環境イノベーション学部』新設の背景 近年、環境問題はより広範囲にわたり、多様化・複雑化・潜在化の傾向を強めています。さまざまな環境問題を解決に導くため、デジタル技術や科学的な知見を活用できる人材、すなわち「デジタル×環境×科学」の分野を横断的に担える人材が不可欠ですが、2050カーボンニュートラル表明自治体のうち、約9割が外部人材の知見を必要とする状況である※2など、「グリーン人材」は不足しています。また、2030年にはAIやデータサイエンスを含む先端IT人材が約54.5万人不足するとの予測もあり※3、社会全体でのIT人材不足が深刻化しています。こうした背景から、環境問題に挑む科学的知識とデジタルスキル、それらを社会に実装するための発信力を有した人材を育てるべく、『環境イノベーション学部』を新設します。 ■『環境イノベーション学部』特設サイトについて このたびオープンする『環境イノベーション学部』特設サイトでは、本学部の特徴やカリキュラムについて詳細に紹介しています。また、サイト内で展開する環境社会課題に関するコラムは、今実際に起きている環境問題を分かりやすく解説し、自分でも解決の一歩を考えられるようなヒントを紹介します。特にこれからの日本を担う若い世代をはじめ、「環境」「環境学」に興味のある多くの方に、環境問題について考えるきっかけを提供する場となることを目指して制作しました。 <掲載コラム(サイト公開時点)> 「テクノロジーで浸水予測 気候変動と向き合う2つのヒント」(温暖化、豪雨被害) 「海洋プラスチック問題解決に向けて日本から世界へ」(廃棄物問題) 「アメリカザリガニから考える生物多様性を守るヒント」(生物多様性の保全) 「コンビニエンスストアに学ぶ、電力の使い方改革」(エネルギー改革) 「水道水が飲める当たり前をこれからも」(健康と環境問題) 「いのちと尊厳を守る避難環境の改善」(防災・減災) ■環境イノベーション学部 概要        グリーン・デジタル社会を技術開発で実現する「環境創造力」、その社会実装の実現に資する「科学コミュニケーション力」を合わせた総合力を有し、柔軟な思考力により課題を解決できる『環境イノベーション力』を有した人材を育成する学部です。加えて東洋大学の根底にある、物事の本質に迫って深く考える「哲学する力」、物事を多様な視点から見極める「総合知」を育む教育を目指します。新学部の校舎は、「こもれびの森」に囲まれた豊かな自然環境の中にある川越キャンパスに新設します。 ・開設予定:2027年4月(設置構想中) ・設置場所:川越キャンパス 埼玉県川越市鯨井2100(東武東上線「鶴ヶ島駅」徒歩10分) ・7月24日オープン特設サイト: https://www.toyo.ac.jp/env/ 【学部の特長】 ■環境×デジタルの学びで社会課題に挑む 環境対策に関する知識や技術の習得に加え、ICTやデータ解析などの先端的な手法を取り入れながら、テクノロジーの力で環境問題の解決し、持続可能なグリーン・デジタル社会実現に挑む「環境創造力」を養います。 ■専門家と市民をつなぐ科学コミュニケーション力を養う 専門家の知識や技術を分かりやすく伝え、さまざまなステークホルダーの理解と共感を引き出す「科学コミュニケーション力」を養うため、市民や企業、行政との対話を重ねる中で協働・共創を実践するカリキュラムを展開します。 ■環境に配慮した実感と実体験の学び 本学部の新校舎は、環境に配慮した先進的な設計を取り入れています。あらゆる創エネ・省エネ技術を取り入れ、エネルギー消費実質ゼロを目指す「ZEB(net Zero Energy Building)」仕様を採用するなど学びの場そのものが環境配慮を体現しています。地域や企業の方々と学生が交流できる「サイエンスカフェ」も常設されており、実社会とつながりながら学ぶ、体験的で実践的な環境です。 【2つの専門コース】 本学部では、環境分野を中心に、多様な学問分野を複合的に学びます。環境・エネルギー問題に関する科学的知識を身に付けると同時に、デジタル技術やデータサイエンスの活用に向けた基盤的な知識とスキルを獲得します。3年次以降は、以下の2コースに分かれ、より専門的な知識・技術と解決力を身に付けます。 ■環境創造コース 環境社会問題の解決に向けて、先進的な環境創造技術の開発にとどまらず、持続可能なグリーン・デジタル社会実現のための企画・設計力を培います。柔軟な解決策を導く能力を養い、理論的な学びを実効性のある知識とスキルへ昇華させるため、「こもれびの森」をはじめとするキャンパス全体を実験フィールドとした実践的な学習を展開します。 ■科学コミュニケーションコース 多面化する環境社会問題について、科学的根拠(データ)に基づく知識とともに、社会経済との相互影響に関する理解を深めます。科学技術の正しい知識とデータをもとに、キャンパス内外の多様なステークホルダーとの科学コミュニケーションを通じて、問題解決に向けた共創と社会実装に不可欠な能力を実践的に養います。 環境イノベーション学部は2025年7月現在設置構想中です。設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります。 ※1 グリーン・デジタル社会:「環境に配慮した持続可能な社会」×「デジタル技術による高度で効率的な社会」を統合し、 豊かさ・利便性・持続可能性を同時に追求する新しい社会モデル ※2 出典:我が国の未来をけん引する大学等と社会の在り方について(内閣官房 教育未来創造会議)令和4年5月 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kyouikumirai/pdf/220510gaiyou.pdf ※3 出典:大学等におけるデジタル分野等の成長分野の人材育成について(文部科学省)令和6年4月 https://www.nii.ac.jp/event/upload/20240419-6_umehara.pdf ▼本件に関する問い合わせ先 東洋大学 総務部広報課 TEL:03-3945-7571 メール:mlkoho@toyo.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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