◆福井工業大学◆ タイと日本のコラボレーション。伝統×デザインで挑む国際実践プロジェクト koyori project 2025が始動!学生が"職人のもと"で創造力を発揮し、タイ伝統工芸をアップデートします。

福井工業大学

“koyori(コヨリ) projecとは、デザイナーを目指すタイ人と日本人の大学生をタイ北部の伝統工芸職人のところへ派遣し素朴な工芸品の手法を残しながら、より近代的な製品への開発を試みる事業です。職人の技と創造的なデザインを掛け合わせ、伝統工芸品の高付加価値化、実践的な学びから高いデザイン能力を身につけた人材を育成することを目指しています。 本学は2021年から学生と教員を派遣し、5回目を迎える今回のプロジェクトにはデザイン学科3年生5名の学生が参加しました。  【「koyori project 2025」始動!】 デザイン学科の学生5名がタイ北部で国際共同制作に参加しました。 福井工業大学環境学部デザイン学科では、タイ北部の伝統工芸をテーマに、タイと日本の学生が共同で新たなものづくりに取り組む国際連携プロジェクト「koyori project 2025」に今年も参加しました。 このプロジェクトは、タイ王国北部の職人のもとに学生たちが赴き、現地の文化や暮らしにふれながら、伝統工芸の手法を活かして現代のニーズにあった製品づくりに挑戦するというものです。今回で5回目の参加となる本学の他に、日本からは多摩美術大学、文化ファッション大学院大学、札幌大谷大学、同志社大学から学生が集結し、交流を深める場にもなっています。 2025年4月28日から5月5日にかけて、デザイン学科3年生の学生5名と横井絵里子講師がタイを訪れ、チェンマイ市内でのセミナーと、ナーン県、パヤオ県、ランプーン県など5地域での現地調査を行いました。 【セミナーでは100名以上が参加】 滞在初期の3日間はチェンマイ市内の研修施設にて、タイと日本の学生・教員・専門家ら100名以上が集まり、交流と学びの場が設けられました。 ラジャマンガラ工科大学のSuraphon教授による気候変動や大気汚染など環境問題の講義、多摩美術大学の和田教授による「デザインシンキング」のワークショップなど、国際的な視点で学びを深める機会となりました。 【現地職人と共同制作へ 】 セミナー後は各グループに分かれ、伝統工芸職人の工房を訪問。福井工業大学の学生たちは5つの地域に分かれて派遣され、それぞれの地域文化や技法を体験しました。滞在中は工芸品の制作現場だけでなく、職人の暮らしにもふれ、地域の生活文化そのものを学ぶ貴重な機会となりました。 【帰国後もプロジェクトは継続中】 プロジェクトは全体で約4か月にわたって行われ、日・タイの学生、職人がチームを組み、それぞれのメンターや通訳のサポートのもと、新たな製品の開発に取り組みます。 帰国後もオンラインでのやりとりを続けながら、2025年8月にチェンマイ市内で行われる最終成果発表会に向け、製品開発やブランディングを進めています。 本学は今後も、学生が国際的な視野を持ち、文化や技術を越えて共創する力を育む場として、本プロジェクトに継続的に参加していく予定です。 ▼本件に関する問い合わせ先 総務部広報課 TEL:0776-29-2819 メール:g-koho@fukui-ut.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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