社長が母校で講師に 「マヨネーズ教室」で食の楽しさと大切さ、記憶に残る学びを伝える
~キユーピー マヨネーズ発売100周年と小梅小学校開校105周年の特別な年に~
キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:髙宮 満、以下キユーピー)は、2025年9月3日(水)に、社長の髙宮の母校である墨田区立小梅小学校(東京都)で、6年生の児童を対象に出前授業「マヨネーズ教室」※1を実施しました。これは、キユーピーグループが2030ビジョンに掲げる「子どもの笑顔のサポーター」になることを体現する活動の一環です。キユーピー マヨネーズの発売100周年と同校の開校105周年という特別な年に、未来を担う子どもたちに食の楽しさと大切さを伝えたいという思いから実現しました。※1 社内認定制度に合格したキユーピーグループの従業員が小学校を訪問し、食の楽しさと大切さを伝えることを目的に2002年から実施している出前授業。
■マヨネーズ教室ページ https://www.kewpie.com/education/class/
■キユーピーがマヨネーズ教室で伝えたいことhttps://note.kewpie.co.jp/n/ne5628935c9df
当日は、体育館に集まった6年生2クラス合同で特別授業が始まりました。「マヨネーズ教室」の発起人の一人であり、マヨスター※2の資格を有する髙宮からマヨネーズの歴史や、油と酢が混ざり合う乳化の仕組みを、クイズを交えて分かりやすく解説。また、グループ全体で日本の卵の10%を使用するメーカーとして、SDGsの目標 12「つくる責任 つかう責任」を紹介しながら、卵を殻や卵殻膜まで使い切ることが私たちの責任であると、キユーピーの取り組みを伝えました。
さらに、児童からの質問に答える「教えて!髙宮さん!」のコーナーでは、熱心にメモを取る児童の姿が印象的でした。
この他にも小学生の頃に好きだった給食のメニューや、自身の経験を交えながら、社長の役割や仲間と協力して働くことのやりがいなどを話しました。
※2 マヨネーズや衛生、科学などの知識を伝え、マヨネーズ教室の運営を行うことができる資格(キユーピーの社内認定制度)の呼称。
「苦手な野菜が食べられた!」手作り体験で広がる笑顔
家庭科室での実習では1クラスずつ、児童たちが3~4人1組のチームに分かれ、マヨネーズ作りに挑戦しました。
泡立て器を使ってしっかりと材料を混ぜていくことで、マヨネーズの決め手になる乳化が進みます。児童たちは交代で材料を混ぜ、髙宮から「ラストの10秒をカウントダウンしましょう」と声がかかると、残りの力を振り絞り、マヨネーズを完成させました。
「ブロッコリーは苦手だったけど、自分で作ったマヨネーズと一緒なら食べられた!」といううれしい声や、「みんなで作ると楽しいし、もっとおいしく感じる!」と笑顔が見られ、お皿に山盛りだったブロッコリーがきれいになくなっていきました。
マヨネーズ作りの後は髙宮が6年2組の児童のみなさんと一緒に給食を食べ、笑顔あふれる時間を過ごしました。50数年ぶりに母校を訪れた髙宮がこの日、特に想いを込めて語りかけたのは、講義の最後に体育館で児童のみなさんと校歌を歌いあげた時のこの言葉でした。
「今でも50年前に覚えた校歌は忘れていない。つまり、今みなさんが学んだこと、経験したことはこの先も忘れないということ。今すごく大切な時間を生きている。マヨネーズ教室の時間も僕は一生懸命、先生になるので、みなさんも一生懸命参加して大事な記憶に残る時間にしてもらいたい。」
この日の学びが子どもたちの心に残ることを強く願っています。