日本女子大学 国内4年制大学唯一の食品包装学研究室とカナオカが「電子レンジ用包材」に関する共同研究を開始 ― 食品軟包装材メーカーのパイオニアと新たな包装技術の開発を目指す ―

日本女子大学

 ⽇本⼥⼦⼤学(東京都⽂京区、学長:篠原聡子)食科学部食科学科 食品学・食品包装学研究室(主宰:北澤裕明准教授)と株式会社カナオカホールディングス(東京都台東区、代表取締役社長:金岡良延)は「電子レンジ用包材」に関する共同研究を開始いたします。  近年、中食や即食・簡便調理食品の市場拡大に伴い、電子レンジ加熱に対応した安全・高機能な食品包材へのニーズが高まっています。本共同研究では、食品の安全性と利便性のさらなる向上を目指すとともに、社会のニーズに応える新たな包装技術の開発に取り組んでまいります。 ■今後の展望  本研究においては、日本女子大学が有する食品包装学の専門的知見と株式会社カナオカが持つ包材設計・加工技術を融合し、実用化に向けた評価・検証を進めてまいります。成果の迅速な製品化、学会等を通じた発表を目指します。 ■日本女子大学食科学部食科学科 北澤裕明准教授(食品学・食品包装学研究室)コメント  この度、いわゆる「社会実装」に非常に近い共同研究テーマを掲げることができました。本研究の成果が、研究室のプレゼンス向上はもとより、より便利で豊かな社会の構築に貢献できれば幸いです。 ■食品学・食品包装学研究室について  食科学部食科学科の北澤裕明准教授が主宰する、国内4年制大学としては唯一となる食品包装学を扱う研究室です。本研究室では、「食べ物の『おいしい』を保つための包装設計(品質保持包装設計)」と「壊れやすい食べ物をまもる包装方法の開発(損傷防止包装設計)」の2つを主要テーマとして研究を行っています。 ■カナオカについて  1951年創業、プラスチックフィルムを用いる食品向け軟包装材(なんほうそうざい)を企画・製造・販売する専門メーカーです。自社一貫生産体制の元で国内の大手食品メーカーやコンビニチェーンに関連する商社等とのお取引を通じ、多様な食品包装を手掛けています。グループ内4社連結で売上は400億円、従業員数は1200名になります。 【参照リンク】 株式会社カナオカ https://www2.kanaoka.co.jp/ 日本女子大学食科学部 https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/food_and_nutritional_sciences/index.html  食品学・食品包装学研究室 紹介動画 https://youtu.be/sYoU0k5R8ys  【日本女子大学について】 日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。昨年度は「建築デザイン学部」を開設し、今年度には「食科学部」を開設しました。さらに2026年度に文学部2学科の名称変更を予定し、2027年度には「経済学部(仮称)」の開設(構想中)と、継続して大学改革を進めていきます。詳しくは、 https://www.jwu.ac.jp をご覧ください。 ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人 日本女子大学 法人企画部 広報課 住所:〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1 TEL:03-5981-3163 メール: n-pr@atlas.jwu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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