昭和女子大学は6月29日、石破茂・地方創生担当大臣をゲストスピーカーに迎えた授業を行った。これは、グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科「日本経済論」と一般教養科目「時事経済論」の合同講義として実施したもので、「地方創生と女性」をテーマに講義した。
講義のテーマは「地方創生と女性」。メディア関係者が詰めかけた満席の教室に、学生は少々緊張気味だったが、石破大臣は「女子大での講演は初めて。国会答弁より緊張しますね」とユーモアを交えて講義はスタートした。
「西暦3000年には日本人の総人口が1,000人になるかもしれない」という衝撃の予測から、増田寛也氏の著書『地方消滅』などのたとえを用いて、かつてないスピードと規模で高齢化が進む東京・地方について話が展開。「より安く大量にモノを造って売るビジネスから、各地方の良さを武器に今だけ・ここだけ・あなただけのビジネスに変える。女性ならではの感性が、いま求められている」という話題に、学生たちは真剣に耳を傾けていた。
学生からの質問も多く、収穫の多い90分間の授業となった。
日本では、来年6月から選挙権が18歳まで引き下げられる。大臣からは「この国をどうしようか、何をやろうか、当事者意識を持って考える女性であってほしい」とメッセージが送られた。
●グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科
英語習得に興味を持ち、グローバルな視野と知識を自分のキャリアプランに活かして、ビジネスの最前線で活躍する女性を育成。実践力を磨くカリキュラムを数多く設置するとともに、全員が海外キャンパスである昭和ボストンに留学してグローバル感覚を身につける。
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