【東芝】豊橋浄水場再整備等事業において当社を含む民間企業グループが落札者に選定

株式会社 東芝

  2025-11-13
株式会社 東芝
 
豊橋浄水場再整備等事業において当社を含む民間企業グループが落札者に選定

 当社は、インフロニア・ホールディングス株式会社を代表とする民間企業グループの一員として、愛知県が進めている「豊橋浄水場再整備等事業(以下、「本事業」)」に係る公募手続において、2025年11月7日に落札者として選定されました。

 本事業は、1967年に供用を開始した豊橋浄水場の老朽化・耐震性の課題に対応するため、施設の再整備を行うものです。豊橋浄水場は、東三河地域の豊橋市、豊川市、新城市に対し、1日約8万㎥の水を供給する基幹施設として地域の暮らしを支えてきましたが、供用開始から半世紀以上が経過し、主要施設の更新が急務となっています。
 愛知県は、将来を見据えた持続可能な水道事業の実現に向けて、民間事業者のノウハウと創意工夫を最大限に活用するため、施設整備については事業者が自らの提案に基づき再整備を行い、完了後に県へ所有権を移転するBT(Build Transfer)方式を採用しています。さらに、再整備後の施設運営・維持管理については、公共施設等運営事業(コンセッション方式)により実施することとしています。これら二つの方式を一体的に導入する「BT+コンセッション」方式は、水道事業において全国初の取り組みであり、先進性の高いプロジェクトです。

 本事業において、当社は民間企業グループの構成員を担い、主に電気設備の設計・製作・建設工事に関する業務を担当します。当社がこれまで50年以上培ってきた上下水道プラントにおけるノウハウを最大限活用し、安全性・信頼性の高い電気設備を提供します。
 また、当社が強みとする「中央監視設備の監視データを有効活用したポンプ性能診断」、「運転監視の負担を軽減する様々な運転支援ソリューション」などの先進デジタル技術を採用し、安定供給の確保、維持管理効率化、そして持続可能性の向上に貢献します。
 事業運営においても、構成企業の一員として効率的な事業運営に貢献します。

<本事業の概要>
事業名 豊橋浄水場再整備等事業
事業内容 豊橋浄水場再整備、および、豊橋浄水場の他周辺機場を含めた約20年間の事業運営
事業期間 特定事業契約締結日の翌日から 2056 年3月 31 日まで
(再整備期間:特定事業契約締結日の翌日から約10年)
(運営期間:再整備期間終了の翌日から2056年3月31日までの約20年)
事業方式 BT(Build Transfer)方式 + コンセッション
施設能力 88,000 m3/日(豊橋浄水場)
構成員 インフロニア・ホールディングス株式会社(代表企業)
株式会社 東芝
FCC Aqualia S.A.
株式会社エステム
株式会社NJS
水道機工株式会社
株式会社サーラコーポレーション
株式会社フソウ
株式会社大場上下水道設計
神野建設株式会社

※豊橋浄水場再整備等事業に関する詳細は、愛知県のホームページをご覧ください。
豊橋浄水場再整備等事業について|https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kigyo-suido/toyohashijyo-saiseibi.html
 
豊橋浄水場の完成予想図

 
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