次世代型多目的アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」|乃村工藝社はパークやモニュメントなど屋外空間の企画、デザイン・設計、施工を担当
乃村工藝社は、2025年10月3日(金)にお台場エリア・青海で開業した次世代型多目的アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」内にある3つの屋外空間とメイン階段の企画、デザイン・設計、施工を担当しました。本アリーナは、B.LEAGUE所属「アルバルク東京」のホームアリーナとして利用されるだけでなく、多様なスポーツ観戦やエンターテインメント、MICEなど幅広く対応しています。
主な特徴としては、ライブエンターテインメントの興奮や感動をさらに高める大規模なLEDビジョンや、これまでにない観戦体験を提供する上質なホスピタリティ施設・サービスなどがあります。メインアリーナに隣接したパークをはじめとした多目的な屋外空間は、イベントがない日でも地域の人々をはじめ誰でも楽しめる賑わいの場となっています。
当社はトヨタアルバルク東京、スポンサー企業と共に屋外空間のあり方を検討する企画段階から参画し、TOYOTA ARENA TOKYOの「adidas SPORTS PARK」、 TOYOTA ARENA TOKYOシンボルモニュメント、「レンタルのニッケン JOINT PARK」、屋外テラス空間「CIRCULAR FARM SOUTH GARDEN」、adidas SPORTS PARK前階段「MEMORIAL BRICKS」を担当しました。アリーナやスタジアムで携わってきた内部空間の知見を活かし、地域に開かれ人々がつながる屋外空間や、アリーナの新しい楽しみ方の創出に取り組みました。
今後も当社はお台場エリアに本社を置く企業として、「TOYOTA ARENA TOKYO」関連企業や自治体・地元企業と連携し、臨海副都心エリアの地域活性化と、スポーツ産業のよりよい発展に貢献してまいります。
乃村工藝社はスポーツ・エンターテインメントにおける人を起点にした空間づくりにも取り組んでいます。「B.LEAGUEサポーティングカンパニー」としては、アリーナスポーツにおいて重要な役割を果たす空間デザイン分野での更なる開発、emogrfのようなデジタルテクノロジーを活用した体験価値の向上、センサリーバッグのような誰もが安心して楽しめるインクルーシブなスポーツ観戦など、Bリーグと連携して進めています。
主なエリア
初めてバスケに触れる人から高いレベルでのプレーにチャレンジをする人まで、誰もがバスケットボールを楽しめる場所です。ストリートパークを連想させる金網(ゲージ)をイメージしたベースデザインの上に、世界的に活躍するペインター/アーティストのMHAK(マーク)氏によるアイコンを大胆に配し、アリーナと海、世界をつなぐ場所に位置するadidas スポーツパークを抜ける風を表現しています。コートの一部には不要になったシューズのゴム素材を再利用。選手やファンの想いが刻まれた、世界に一つだけのコートに生まれ変わりました。パーク入り口にある『TOYOTA ARENA TOKYOシンボルモニュメント』は、アルバルク東京が、ホームゲームで勝利した際は、ゴールリングが赤く点灯する仕掛けが施されています。
メインアリーナのイベントに併せてキッチンカーや各種イベント等、様々な用途に利用可能な空間で、人と人が交わり、あらゆる楽しさを繋ぐイベントパークを目指しています。
スポーツパークへ続くメイン階段に設置された「MEMORIAL BRICKS」は、アリーナの開業を記念してレンガに名前やアルバルク東京への熱い声援メッセージなどが刻まれています。
アリーナ3階メインゲート横にある屋外テラス空間です。イベント前後のひとときを、自然のぬくもりを感じながら会話や飲食を楽しんだりと、それぞれが自由に思い思いの時間を過ごせる、誰もが心地よく過ごせる空間です。
施設概要
施設名 : TOYOTA ARENA TOKYO
開業日 : 2025年10月3日(金)
所在地 : 東京都江東区青海 (敷地面積 約26,000㎡)
用途 : アルバルク東京ホームゲーム、スポーツイベント、音楽イベント、MICEなど
階数 : 地上6階 地下1階 施設全体マップ
収容人数 : スポーツ 約10,000人、コンサート 約8,000人
公式ホームページ : https://www.toyota-arena-tokyo.jp/
