ブラジルInnova Agrotecnologiaへ資本参加 IHARABRAS社との戦略的提携により、バイオロジカル事業のグローバル展開を加速

日産化学株式会社

日産化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 取締役社長:八木 晋介、以下「日産化学」)は、バイオロジカル事業の早期拡大を目的としてIHARABRAS社(本社:ブラジル サンパウロ州 ソロカバ市、以下「IHARA」)が筆頭株主であるInnova Agrotecnologia社(本社:ブラジル パラナ州 フォスドイグアス市、以下「INNOVA」)へ12月1日(ブラジル現地時間)付けで出資をいたしました。

INNOVAはブラジル国内においてバイオ農薬およびバイオ資材の製造・販売を行う有力企業であり、自社培養による製造設備と広範な販売ネットワークを有しています。今回の資本参加を通じて、日産化学とIHARAは、INNOVAの研究開発・製造・マーケティング・販売機能をさらに強化し、ブラジル市場におけるバイオロジカル製品の普及と事業拡大を加速させます。

本提携は、日産化学が掲げる長期経営計画『Atelier2050』における重点技術領域である微生物制御技術の獲得とコア技術化に資するものであり、将来的には、バイオ農薬・バイオ資材にとどまらず、ライフサイエンス分野・環境エネルギー分野への応用も視野に入れています。日産化学は、持続可能な農業の実現と多様な社会課題の解決に向けて、グローバルな事業展開を推進してまいります。

日産化学コメント
本提携によって、バイオ農薬・バイオ資材の事業展開において、各社の強みを融合した有機的で強固な体制を築くことが可能になります。バイオロジカル事業の成長著しいブラジルにおいて、生産者のニーズに即した製品開発・製造・販売を一貫して推進していきます。さらに、ブラジル周辺の中南米諸国をはじめ、北米、欧州、アジア各国への事業展開も視野に入れ、グローバルな成長を目指してまいります。
取締役専務執行役員 農業化学品事業部長 佐藤祐二

IHARAコメント
ブラジル農業は急速に変貌を遂げています。化学農薬、バイオテクノロジー、作物栄養、持続可能な慣行農法を組み合わせた統合ソリューションにより、ブラジルは食料生産の主要国として成長しています。IHARAと日産化学のパートナーシップによって、農業市場に革新的な技術とハイパフォーマンス製品を提供するコミットメントを強化します。私たちの目的は、ブラジルの農家がより高い効果、安全性、持続可能性をもってより多くの生産ができるよう支援することです。
Clayton Veiga, Executive Director


本提携を通じて、日産化学と IHARAはINNOVAを中核としたバイオロジカル事業の早期拡大を図り、ブラジルの農業生産者に対する持続可能なソリューションの提供を強化してまいります。



 

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ