代表理事より2026年のWACAの方針とご挨拶
WACAは「AIに負けない」をキーワードに、人間の学び・つながり・成長の場を提供します
一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)代表理事、亀井耕二より年頭のご挨拶を申し上げます。新年あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。日頃より当協会の活動にご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
■2026年のテーマ「AIに負けない」
2025年、私たちは「AIとの共存」をテーマに掲げ、急速に進化するAI技術と向き合ってまいりました。生成AIが日常業務に浸透し、データ分析やコンテンツ制作の現場で当たり前のように活用される時代となりました。
そして2026年、私たちは新たなステージへと踏み出します。
「AIに負けない」
これが今年のキーワードです。
誤解のないようお伝えしますと、AIにできることはAIに任せ、人間にしかできない価値を磨き上げる。それが真意です。
データの集計や整理はAIが瞬時にこなします。しかし、そのデータから何を読み取り、どのような戦略を描き、クライアントの心を動かす提案ができるか。そこにこそ、私たちウェブ解析のプロフェッショナルの存在意義があります。
社会動向と私たちの使命
いま、ビジネスの現場では「AIを使いこなせる人材」への需要が急速に高まっています。しかし同時に、AIツールの乱立により「何をどう学べばよいのかわからない」という声も数多く聞こえてまいります。
当協会は、この課題に正面から応えます。
特定のツールに依存しない、多種多様なAIサービスを包括的に学べる講座群を提供してまいります。ChatGPT、Claude、Geminiといった生成AIはもちろん、データ分析、広告運用、SNS管理に至るまで、実務で求められるAI活用スキルを体系的に習得できる環境を整えます。
ウェブ解析士、SNSマネージャー、ウェブ広告マネージャー——当協会が認定する八つの資格すべてにおいて、AI時代にふさわしいカリキュラムへの刷新を進めてまいります。また新たに二つの資格、海外展開、出版企画などのプロジェクトが進行しており、順次ご案内する予定です。
「AIに負けない」ための三つの学ぶ姿勢
では、AIに負けないプロフェッショナルになるために、私たちは何を大切にすべきでしょうか。
1. 問いを立てる力を磨く
AIは優れた回答者ですが、良い問いを立てることはできません。「なぜこの数字なのか」「本当の課題は何か」——本質を見抜く問いを立てる力こそ、人間の強みです。
2. 文脈を読み、物語を紡ぐ
クライアントの業界特性、組織文化、担当者の思い。AIでは捉えきれない文脈を理解し、データを物語として伝える力が求められます。
3. 変化を恐れず、学び続ける
AI技術は日進月歩で進化します。新しい知識を貪欲に吸収し、自らをアップデートし続ける姿勢が、プロフェッショナルの証しです。
5年後の展望——2030年に向けて
私たちは、2030年のあるべき姿を次のように描いています。
AIを自在に操り、ビジネス成果を導くプロフェッショナル集団。
その頃には、AIはさらに高度化し、今以上に多くの業務を代替しているでしょう。
しかし、だからこそ人間の判断力、創造力、そして人と人をつなぐコミュニケーション力の価値が高まります。
当協会の資格保持者は、AIという強力なパートナーを味方につけ、クライアントのビジネスに確かな成果をもたらす存在であり続けます。
そのための学びの場、つながりの場、成長の場を、私たちは提供し続けてまいります。
結びに
2013年の設立から13年。当協会は多くの仲間とともに歩んでまいりました。
ウェブ解析士として第一歩を踏み出す方、上級ウェブ解析士として実務の最前線で活躍される方、マスターとして後進の育成に尽力される方。そしてSNSマネージャー、ウェブ広告マネージャーとして新たな領域に挑戦される方。
皆さま一人ひとりの成長が、当協会の誇りです。
2026年、私たちは「AIに負けない」プロフェッショナルを育て、送り出してまいります。変化の激しい時代だからこそ、ともに学び、ともに成長していきましょう。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
2026年1月
一般社団法人ウェブ解析士協会
代表理事 亀井耕二
一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)
ウェブマーケティングの知識・スキル習得の基盤となるウェブ解析。体系的に学べる環境、スキルの評価基準を設け、ウェブ解析に必要な知識や技術を身に付けられる資格が「ウェブ解析士」です。ウェブ解析やSNS、ウェブ広告などのデジタルマーケティングを学ぶ機会の創出、研究開発、関心を持つ人たちの交流促進、就業及びビジネスマッチング機会の創造、情報流通促進により、産業振興や社会教育を推進します。
