明治大学と世田谷区は3月29日、双方の持つ知的資源や人材の活用・交流の推進を目的とした連携・協力に関する包括協定を締結した。
明治大学と世田谷区は、同大和泉キャンパス(杉並区永福)が世田谷区に隣接していることや、同キャンパスの最寄り駅「明大前」が同区内にあることなどから、古くから交流を深めてきた。
特に近年は連携を強化しており、2013年度~2014年度には、専門家と住民が共に街づくりを考える「明大前街づくり学校」を共催。和泉キャンパスを会場として提供したほか、経営学部の岡田浩一教授が同学校の『商業計画ゼミ』を担当し、明大前商店街の住民と共に商店街の活性化について考えた。また、2013年11月には、和泉キャンパスにある和泉図書館と世田谷区立図書館との間で「図書館の利用に関する覚書」を締結し、世田谷区民に和泉図書館を開放。このほか、2015年からは世田谷区に所在する大学と同区でつくる連携調整連絡会に明治大学も加わり、行政と大学が連携して地域の発展に寄与する仕組み作りについて協議を進めている。
今回は、これまで案件ごとに行われていた連携をさらに推進・発展させることを目的として包括協定を締結。(1)人的交流の促進、(2)知的・物的資源の相互活用、(3)調査研究や事業の共同実施等について協力を深め、地域社会の発展と人材育成への寄与を目指す。
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