明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の渡邊恵太准教授が開発した、商品が生きているようにしゃべって見せられるロボット型ディスプレイ「ものとーく」が、4月21日(木)にリニューアルオープンする「SKY CIRCUSサンシャイン60展望台」(東京都豊島区)に登場する。
インタラクションデザイン・デザインエンジニアリングを研究している渡邊准教授は、人間の生活と情報技術をシームレスに融合するインタラクション手法の提案と開発を行っている。
今回、「SKY CIRCUSサンシャイン60展望台」に導入された「ものとーく」は、ターンテーブルの上に物を載せて動かしながら動きと音声を記録し、その動きと音声をそのまま再生するプレゼンテーションメディア。人は身振りと声であらゆることを表現するが、この時、身振り(動き)と声が同期することが強い存在感を与え強い表現力を与えるという考えの下、開発された。誰でも簡単な操作で、載せた物をまるで命が吹き込まれたかのように何でもロボット化できるのが特徴である。
・渡邊研究室:
http://www.persistent.org/
・ものとーく(SyncPresenter):
http://www.persistent.org/syncpresenter.html
※ ものとーくはJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)のERATO事業(五十嵐デザインインタフェースプロジェクト)の成果である「SyncPresenter」を応用している。
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