~3社の技術を融合し、クラウド基盤とネットワークをより密接・セキュアに統合。ソリューションをパッケージ化し、日本のお客様が簡単に導入・利活用可能に~
アリスタネットワークスジャパン合同会社(本社:東京都豊島区、代表執行役社長:朴 文彦、以下 アリスタ)、ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン、以下 ヴイエムウェア)、ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)は、本日、ネットワンシステムズが開発・提供する新たなクラウドネットワークソリューションパッケージの戦略的提携に合意したことを発表します。
近年市場が拡大しているIoTやビッグデータなどを活用した新しいビジネス分野では、大量・大容量・多地点のデータ処理が求められ、アプリケーションとプラットフォームを迅速かつ柔軟に結合/分離できる新しい情報基盤の需要拡大が見込まれています。
今回の戦略的提携の目的は、クラウド基盤とネットワークをより密接・セキュアに統合し、既存投資の保護と将来技術への柔軟な対応も実現する新たなクラウドネットワークソリューションをネットワンシステムズがいち早く開発し、さらにパッケージ化して導入・利活用しやすい形で提供することによって、このソリューションパッケージが拡大する市場において主要なポジションを獲得することです。
本ソリューションパッケージの構成要素として、アリスタは仮想ネットワークソフト「Arista vEOS」及びネットワーク管理ソフト「Arista CloudVision」を、ヴイエムウェアは仮想ネットワークソフト「VMware NSX(TM)」をはじめとしたクラウド基盤製品群を提供します。
そしてネットワンシステムズは、ネットワーク及びクラウド基盤のデザイン/インテグレーション技術を通じて、アリスタとヴイエムウェアの各製品を組み合わせたクラウドネットワークソリューションを、日本のお客様が簡単に導入・利活用可能な形にパッケージ化します。
本ソリューションパッケージの当初のターゲットはクラウド基盤とし、以下の実現を図ります。
⁃ クラウド基盤とネットワークの有機的な統合およびセキュリティの向上
⁃ クラウド基盤全体の可視化(テレメトリ)・自動化による、運用負荷の劇的な削減
⁃ オープンな仮想ネットワークによる、既存のネットワークに対する投資保護、及び、将来技術導入における柔軟性の確保
さらに今後、アリスタ、ヴイエムウェア、ネットワンシステムズの3社は、ビッグデータ活用に向けたセキュアな企業内/企業間/クラウド間の仮想ネットワークや、柔軟性の高いエッジコンピューティングの実現に向けたIoTネットワークなど、ソリューション適用範囲の拡大を図る予定です。
Arista Networks, Inc. グローバルオペレーションズ&マーケティング担当上級副社長 マーク フォス コメント:
「アリスタは日本のお客様に向けたこの度のパートナーシップを大変楽しみにしております。アリスタとVMwareは何年にも亘って、アリスタEOS並びにCloudVisionとVMware製品のシームレスな統合を共同で行っており、他に類のないネットワークの見える化と容易な管理性をご提供してきました。更にネットワンによるソリューションパッケージによって、日本のクラウドネットワーキング市場において、より一層優れた付加価値をご提供できるものと確信しています」
VMware Inc. ワールドワイド・パートナ・アライアンス担当 上級副社長 ロス ブラウン コメント:
「ヴイエムウェアはこれまでに、多くの日本企業の仮想化基盤の構築を支援してきました。ヴイエムウェアはこれからも、当社のビジョンや、パートナとの戦略的提携のもと、ネットワンシステムズの高度な統合テクノロジや、VMware NSX(TM)を活用したアリスタのネットワークインフラを通して、より付加価値の高いソリューションの提供を目指します。マルチクラウド化が進む今日、より多くの日本の顧客企業のデジタル変革に向けた取り組みをサポートしてまいります」
ネットワンシステムズ株式会社 ビジネス推進本部 執行役員 篠浦 文彦 コメント:
「今回の提携に至る3社間の協議を通じ、アリスタとヴイエムウェアの優れた製品・技術とネットワンシステムズの高度なデザイン/インテグレーション技術を組み合わせることによって、大きな可能性をもつソリューションを生み出せると確信しています。これらを日本のお客様のニーズに最適なパッケージに整えることによって、新しい時代におけるクラウドネットワークのスタンダードを確立したいと考えています」
<アリスタネットワークスについて>
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターのストレージとコンピューティング環境に特化した先進のSDCN(Software Driven Cloud Networking)ソリューション企業として設立されました。さまざまな受賞歴を誇るアリスタのプラットフォームは、10G~100Gbpsのイーサネットに対応し、従来の概念を覆すスケーラビリティ、即応性、耐障害性を備えています。CloudVisionと、先進のネットワークOSであるEOSを基盤とするクラウド・ネットワーキング用のスイッチは、全世界で1,000万ポート以上が導入されています。オープン規格を推進するアリスタは、25/50GbE Consortiumの創設メンバーでもあります。アリスタネットワークスの製品は、パートナーを通じて、世界各地でご利用いただけます。
<ネットワンシステムズ株式会社について>
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様の情報インフラを最適化することで戦略的な情報活用を促進し、ご導入頂くお客様の先のお客様への貢献も見据えて支援する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用のノウハウも併せてお届けしています。
(設立:1988年2月、売上高:1,451億80百万円〔2016年3月期連結〕)
詳細は www.netone.co.jp をご覧ください。
<ヴイエムウェア社について>
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で世界をリードし、顧客のデジタル トランスフォーメーションを加速させています。そして、Cross-Cloud Architectureや、データセンタ、モビリティ、セキュリティのソリューションの提供を通じて、顧客企業がビジネスやITに対してSoftware-Definedの手法を活用できるように支援しています。今日、全世界で50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、2015年度の売上高は、66億米ドルに上ります。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。
ARISTA、EOS、CloudVision、AlgoMatchは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.comをご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、アリスタのAlgoMatchの設計と実装で利用されている特徴とベストプラクティスに関する記述、および、運用コストの削減とサービス・レベル・アグリーメントの向上に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、当社の限定的な稼働履歴と新製品の開発経験および発売経験、製品、サポート、またはサービスの品質に関する問題、急速に進展する技術革新、顧客要件と業界標準、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。
VMware、NSXは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。
他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。