大妻女子大学家政学部被服学科の専門教育科目「基礎デザイン」(同学部同学科・中川麻子准教授)を受講する2年生が、高島屋が展開する「VIVID銘仙ゆかた」の製作に協力。「自分が着てみたい柄」や「シーンに合わせて着ていきたい柄」などのテーマに合わせて浴衣の柄を選択した。今回製作されたゆかたは「大妻女子大学セレクト」として、4月下旬に高島屋で販売する予定。なお、同大と高島屋のコラボは今回が2回目となる。
「銘仙」は、大正から昭和にかけて当時の若い女性の間で流行した、鮮やかな色彩と大胆なデザインが特徴の着物。学生らは銘仙に用いられていた柄26点の中から、「自分が着てみたい柄」「ゆかたに合いそうな柄」「小旅行や美術館巡り、ランチなどシーンに合わせて着ていきたい柄」をポイントに柄を選択。また、学生視点のゆかたに対する実態調査にも協力した。
今回製作するゆかたは、学生らの意見をもとに選定された2柄で、鮮やかな緑とピンクのカラフルな色使いが好評だった「ダリア」と帯などの小物で何通りにもアレンジできそうと人気だったシックで清涼的な印象の「亀甲柄椿」。型染による染色で、当時のクオリティーを再現していく。
大妻女子大学と高島屋のコラボレーションは、中川准教授が指導する染色デザイン研究室のゼミ生との「復刻柄カジュアルプレタきもの」製作に続いて2回目。前回製作したきものが好評だったことに加え、高島屋が展開する「VIVID銘仙ゆかた」が、20代女性をターゲットにした普段使いもできる「洋風和装」がコンセプトということで「和裁だけでなく、洋裁やファッションデザインの基礎を学び、かつイマドキの感性を持っている大妻生の意見をぜひ取り入れたい」という高島屋からのリクエストに応じて、今回のコラボレーションが実現した。
(大妻女子大学HP内関連ページ)
・お知らせ「第2弾はゆかたでコラボ! 大妻女子大×高島屋」(2017年3月23日付)
http://www.otsuma.ac.jp/news/2017/20170323095623
・お知らせ「高島屋の復刻柄カジュアルプレタきもの製作に協力 被服・中川ゼミ」(2016年6月9日付)
http://www.otsuma.ac.jp/news/2016/20160609155921
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