成城学園創立100周年記念事業≪成城大学文芸学部 特別講演≫日本語というメディア 日本語を「表現」する/「考える」 日程:2017年11月18日(土)14:00-17:45 会場:成城大学 (無料・申込み不要)

成城大学

成城大学(東京都世田谷区 学長:戸部 順一)は、成城学園創立100周年事業の一環として成城大学文芸学部 特別講演 日本語を「表現」する/「考える」を2017年11月18日(土)に開催いたします。  「日本語」は、身近に見えて非常に多様かつ政治的な存在でもある。  我々のコミュニケーションを可能にする手段であり、また人々にある種の共同体を想起させるものである。  例えば「方言」に潜む多様性は、「日本語」という、一見すると一枚岩に見える言葉において、時に捨象されるように感じられる身近な異文化や認識の世界を我々に示してくれる。この「日本語」の性格は、海外からみた時に、より際立つものにも見えるだろう。  グローバル社会と呼ばれるいまだからこそ、身近で多様な文化・言語・認識を知ることが大事ではないだろうか。  このような視点から、「日本語」を一つのメディアとして捉えなおし、考えてみることは有用であろう。  本企画では、シリーズ累計200万部を超える大ヒットとなり、テレビドラマ化もされた『日本人の知らない日本語』作者である蛇蔵氏をお迎えし、「日本語」を題材とした漫画の裏側、漫画というメディアの面白さをお話いただくことをスタート地点としたい。  その上で、成城大学の「日本語」の多様性や言語の持つメディア性と政治性に目を向ける専門家、そして高校教育の現場で日々国語教育に向き合う先生方を交えた議論を行うことで、「日本語」の性格と現代的意味を議論する場とした。 <開催概要> 【タイトル】:日本語を「表現」する/「考える」 【日  時】:2017年11月18日(土)14:00-17:45 【場  所】:成城大学 8号館 008教室 【講  師】:蛇蔵(漫画家)         新倉貴仁(成城大学専任講師・社会学・メディア論)        竹内史郎(成城大学准教授・日本語学)         西村準吉(佼成学園中学校・高等学校 国語教諭) 【司  会】:標葉隆馬(成城大学専任講師・科学社会学・科学技術政策論) 【参 加 費】 :無料・申込み不要 ※ 未就学児の入場はご遠慮ください。 【問い合わせ先】:成城大学文芸学部  TEL 03-3482-9412         (受付時間:月曜日~金曜日 8:30~16:30、土曜日 8:30~13:00) 【講 師】  蛇蔵(漫画家)  コピーライター、漫画家、原作者。東京工業大学非常勤講師。  リベラルアーツをテーマに幅広い著作を持つ。  日本語教育と比較文化論の『日本人の知らない日本語』、古典をテーマにした『日本人なら知っておきたい日本文学』  (共著海野凪子)。  物理学と科学史を解説する『決してマネしないでください。』。  動物設計論をコメディ化した『天地創造デザイン部』など。  新倉 貴仁(成城大学文芸学部専任講師・社会学、メディア論)  1978年生まれ、成城大学文芸学部専任講師。東京大学大学院情報学環・学際情報学府博士課程修了。博士(社会情報学)。  著書に『「能率」の共同体―近代日本のミドルクラスとナショナリズム』(岩波書店,2017年)。  論文に「「想像の共同体」を越えて」 (『思想』1108,2016年)等。  竹内 史郎(成城大学准教授・日本語学)  1972年、岡山県岡山市生まれ、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。  博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、群馬大学教育学部専任講師、  同准教授を経て、現職。近年は日本語の多様性についての記述を行ったり、また、そのためのアプローチを模索したりしている。  西村 準吉(佼成学園中学高等学校国語科教諭)  1995年、成城大学文芸学部国文学科卒業。1997年成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士前期課程修了。  2001年成城大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。  2001年佼成学園中学高等学校国語科教諭。2010年より現在まで進路指導部長。  2017年度前期より成城大学非常勤講師。 【司会】  標葉 隆馬(成城大学専任講師・科学社会学、科学技術政策論)  1982年、宮城県仙台市生まれ。京都大学農学部応用生命科学科卒業。同大大学院生命科学研究科博士課程修了。  日本学術振興会特別研究員(DC)、総合研究大学院大学先導科学研究科助教を経て、現職。 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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